【まだ間に合う】絶対に浪人したくない!全落ちを回避する方法や浪人すべきか迷ったときの考え方を紹介
「志望校に全落ちしたらどうしよう…」
「浪人を回避する方法を知りたい!」
「浪人したくないので短期間でも成績を上げられる塾を探している」
と考えている方もいるのではないでしょうか?
大学受験をするからには、なるべく志望順位の高い学校に合格したいですよね。一方で、経済的・精神的負担から「浪人はしたくない」と考える受験生が多いでしょう。
そこで、この記事では浪人したくない人に向けて以下の内容を解説します。
- 浪人したくない理由
- 浪人したくない人がとるべき行動
- 浪人すべきか迷ったときの考え方
この記事を読めば、浪人したくない人はどうすれば良いのかわかるようになります。ぜひ、最後までお読みください。
浪人したくない3つの理由
受験生が「浪人したくない」と考えるのは、なぜでしょうか。
こちらでは、浪人したくない理由としてよくあるものを3つ紹介します。
- もう1年勉強したくない
- 予備校代が高額
- 社会に出るのが1年遅れる
なぜ浪人したくないのか再確認すると、受験勉強のモチベーションが上がるかもしれません。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.もう1年勉強したくない
受験生には、試験当日を1つのゴールとして考えている人が多いのではないでしょうか。そのため、浪人するとなるとゴールが遠くなったように感じられ、非常に辛いでしょう。
また、周りの友達は続々と合格して大学生になる準備を進めていく中で「自分も早く大学生になりたい」という気持ちが膨らむ場合も多いです。
受験勉強から解放される雰囲気の中で、自分だけもう1年勉強すると決意できる人はそう多くありません。
2.予備校代が高額
浪人生になると、多くの場合予備校に通うことになります。予備校であれば高校と同じように朝から夕方まで授業が行われるので、生活リズムが崩れる心配がありません。
また、多くの浪人生と出会えるので、孤独を感じずに刺激を受けながら受験勉強を進められます。
ところが、予備校代は非常に高額です。大手予備校で浪人する場合、通うコースによって異なりますが、1年間で約70~90万円が授業料・教材費として必要です。
さらに、季節講習代や交通費などが別途かかる場合があるので、1年間浪人するには約100万円ほど必要になるでしょう。
予備校に通わず浪人する「宅浪」もありますが、孤独や生活リズムの崩れから失敗する場合が多いです。そのため、経済的な事情で浪人を悩むのなら「オンライン塾」がおすすめです。
安いのに結果が出るオンライン塾については、関連記事「【結果につながる】おすすめの安いオンライン塾7選【小中学生・高校生・大学受験に対応】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3.社会に出るのが1年遅れる
浪人して大学生になると、在学中に留年・休学等しなかった人は23歳で卒業を迎えます。
一方で、現役で大学に進学すると22歳で卒業するので「高校の同級生は既に社会人として働いているのに自分はまだ学生」という状況に焦りを感じるかもしれません。
また、定年まで働く場合は、浪人していると働ける期間が1年間短くなるので、生涯年収が1年分減ってしまいます。
さらに「大学入学後に同級生の多くは自分より年下」という状況が気になる人もいるかもしれません。
浪人したくない人がとるべき行動を時期別に紹介
「絶対に浪人はしたくない!」という人は、どうしたら良いのでしょうか?
こちらでは、浪人したくない人がとるべき行動を時期別に紹介します。
ご自身の状況に沿った行動をとって、浪人を回避しましょう。次章からそれぞれ詳しく紹介していきます。
【受験まで残り3ヵ月以上ある】浪人したくない人がとるべき3つの行動
受験まで残り3ヵ月以上あり、まだ出願が終わっていない時期の受験生がとるべき行動を紹介します。
この時期なら、浪人を回避するのは難しくありません。
- 勉強法を見直してみる
- 工夫して出願する
- 勉強の優先順位を見極める
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.勉強法を見直してみる
受験まで残り3ヵ月以上ある場合は、成績の大幅アップが期待できます。そのためには「どれだけ自分に合った勉強法で勉強できるか」が非常に重要です。
「部活が忙しくて今まではあまり勉強できなかった」「勉強はしていたが成績があまり上がらない」という方は、自分に合った勉強法を見つけられていない、もしくは勉強の仕方が悪いのかもしれません。
例えば、以下のようなことがないか確認してみてください。
- 演習後の復習が適当になっていないか
- ノートをまとめただけで満足していないか
- 苦手を放置していないか
また、効果的な暗記方法や演習の積み方も、人によって異なります。自分の勉強法を見直し、改善してみましょう。
「どこを改善したら良いかわからない」「そもそも何から始めたら良いかわからない」という場合は、プロの手を借りるのが効果的です。
キミノスクールなら、オーダーメイドの指導でそれぞれに合った勉強法を提案してくれます。短期間で成績を上げ、志望校合格まで導いた実績もあるので安心して入塾できます。
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2.工夫して出願する
浪人したくないなら「負担は増やさずにチャンスを増やす」ことが重要です。
国立志望者におすすめなのは「共通テスト利用」での受験です。受験にわざわざ行くことなく、チャンスを増やせます。
また、一部の科目のみ共通テストの結果を利用する入試方式もあります。対策しなければならない科目数が減るので、より志望順位の高い大学の対策に時間を割けるようになるでしょう。
さらに、現在の自分の実力でも合格可能な、安全校にも出願することがポイントです。第一志望の大学よりも数段階下のランクの学校を受験しておくことで、全落ちを回避できます。
大学によって出題傾向が大きく変わるので、むやみに出願数を増やすのではなく工夫して出願しましょう。
3.勉強の優先順位を見極める
勉強の優先順位を見極める際は志望大学の過去問を確認し、以下の点を調べましょう。
- 科目ごとの配点
- 頻出分野
- 難易度・合格ライン
例えば、300点満点(英語50・数学100・理科150)という配点の大学を受験するなら、理科に勉強時間を大きく割くべきです。
特に、頻出分野がある場合は重点的に勉強しましょう。ただし出題傾向が変わる可能性もあるので、その分野のみ勉強するのはおすすめしません。
大学受験で出題される範囲は非常に広いので、すべての科目・範囲を同じように時間をかけて勉強するのでは成績を上げるのは難しいです。
勉強の優先順位を見極めて、効率よく合格可能性を高めましょう。
【受験まで残り1ヵ月を切った直前期】浪人したくない人がとるべき3つの行動
受験まで残り1ヵ月を切っている時期には、志望順位の高い大学の出願はほとんど終わっているでしょう。また、時間がないので大幅な成績アップは期待できません。
そこで、全落ちを回避するための以下のような戦略が重要になってきます。
- 第一志望を変更する
- 合格圏内の大学対策に集中する
- 3月まで出願可能な大学を受験する
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.第一志望を変更する
「共通テストで失敗してしまった」「第一志望には実力が届かなさそう」という場合は、思い切って第一志望を変更するのも1つの作戦です。
国立大学の出願は2月上旬に始まるので、共通テストの結果を見て出願校を決定できます。共通テストの結果次第で、第一志望校の変更を考えましょう。
また私立大学を受験する場合も、第一志望校を変更して過去問演習を中心に対策すれば全落ちを回避できる可能性が上がります。
今まで1つの大学を目指してきた受験生は、切り替えが難しいかもしれませんが「絶対に浪人したくない」というモチベーションでラストスパートをかけましょう。
2.合格圏内の大学対策に集中する
合格圏内の大学対策に集中するのも、全落ち回避には効果的です。
大学受験においては、自分の偏差値を基準に
- 偏差値+5以上の「チャレンジ・本命校」
- 偏差値±5の「実力相応校」
- 偏差値−10前後の「安全校」
のように出願している方が多いでしょう。
なかでも「とにかく浪人したくない」という場合には、実力相応校・安全校の対策に注力しましょう。過去問を解いて徹底的に苦手をなくし、頻出分野の演習を積むのがおすすめです。
チャレンジ校の合格可能性は下がってしまうかもしれませんが、浪人回避には有効です。
3.3月まで出願可能な大学を受験する
私立大学は生徒数を確保するため、様々な受験形式を用意しています。なかには、3月中旬まで出願可能な大学があるため、探してみると良いでしょう。
ただし、年度によって募集状況が変動するので、希望の大学・学部では募集がない可能性があります。
「大学のランクは問わない」「とにかく大学生になりたい」という人には、おすすめです。あまりに興味のない学部に入学してしまうと、後悔したり授業に出なくなったりする可能性があるので注意しましょう。
【志望校に全落ちしてしまった】浪人したくない人がとるべき3つの行動
「受験がすべて終わったが合格がもらえなかった…」
いわゆる「全落ち」してしまったが浪人したくない場合、どうしたら良いのでしょうか。
- 就職する
- 専門学校に入学する
- 大学編入を目指す
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.就職する
「浪人する費用がない」という場合に、選択する人がいるかもしれません。ところが、受験が終わる2月・3月には就活シーズンも終了しているので、良い条件での就職は非常に難しいです。
そのため、1年間フリーターとしてアルバイトやインターン経験を積んだり、資格を取得したりしてから就活を行う方が良い場合もあります。
2.専門学校に入学する
専門学校の中には、3月末まで願書を受け付けている学校があります。出願が間に合う場合には、専門学校への入学も視野に入れましょう。
将来就きたい職業や取得したい資格が明確に定まっている人は、大学ではなく専門学校に入学した方が近道になるかもしれません。
3.大学編入を目指す
「専門学校や後期入試で合格をもらったけど自分の行きたい大学ではない」という場合、2年次・3年次からの編入を目指してみても良いかもしれません。
大学に編入するためには、専門学校や別の大学で所定の単位を取得した上で、編入試験に合格する必要があります。
編入試験には、以下の科目があります。
- 英語
- 編入する学部の専門科目
- 小論文
- 面接
大学入試よりも専門的な知識が必要になるので、十分な対策が必要です。
単位取得のための勉強と、編入試験対策を並行して行わなければならないので、状況によっては浪人するよりも負担は大きいかもしれません。
とはいえ「卒業時期を遅らせたくない」という人は、検討してみましょう。
浪人すべき?迷ったときの考え方
「第一志望校に落ちてしまった…」「浪人した方がいいのかな?」とお悩みではありませんか?
こちらでは、浪人しようか迷ったときの考え方を紹介します。
- 将来やりたいことが決まっているか
- 第一志望以外の大学に通う自分を想像できるか
- 浪人している間勉強し続けられる自信があるか
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.将来やりたいことが決まっているか
将来就きたい職業が明確に決まっている・取得したい資格があるという場合は、大学のランクはそこまで重要ではないかもしれません。
志望順位が低い大学でも、自分が興味のある分野について学べるのなら入学することをおすすめします。
反対に、将来やりたいことが特に決まっていない・周りの環境に左右されやすいという人は、ランクの高い大学を目指すことでより良い影響を受けられるでしょう。
2.第一志望以外の大学に通う自分を想像できるか
「この大学に絶対行く」という気持ちをモチベーションにして受験勉強をしていると、別の大学に通う自分を想像できなくなってしまうことがあります。
その状態のまま第二志望以下の学校に入学すると、コンプレックスの原因になりかねません。
一方で「この大学でもいいかな」と思えるほど雰囲気や学習内容を気に入る大学があり、その学校に入学する自分の姿を想像できる場合は浪人する必要はないでしょう。
入学後に大学での学習が本格化するにつれて、受験での失敗は重要ではなくなっていきます。
3.浪人している間勉強し続ける自信があるか
浪人中は、勉強以外のことに多くの時間を割くべきではありません。どんな環境であっても、浪人は辛いです。
もう1年勉強したからと言って合格する保証はありませんし、高校の体育などのように勉強以外のことをやる時間もほとんどありません。
それでも「この大学にもう1度挑戦したい」「そのためなら勉強し続けられる」と考えるなら、浪人を検討しても良いでしょう。
ぜひこの記事を参考に、浪人を回避する方法を模索してみてくださいね!