勉強法 一般動詞の過去形とは?おさえておくべきポイントを整理しよう!

一般動詞の過去形とは?おさえておくべきポイントを整理しよう!

一般動詞の過去形は、一般動詞の現在形とは違ったポイントがあります。

他にもbe動詞の過去形と比較して、しっかりと整理しておくことが大事です。

一般動詞の過去形が、それぞれと比較してどんな違いがあるのかを正確におさえておくと、いろいろな問題に対応できます。

ここは正確にしておきましょう!

 

 

一般動詞の過去形とは?

一般動詞とは、be動詞以外の動詞になります。

be動詞は現在形だと(be動詞の現在形とは?英語の基本となる重要ポイントをおさえよう! 参照)

「~です(~である)」、「~にいる、~にある」

過去形だと(be動詞の過去形とは?基本となる重要なポイントを整理しよう! 参照)

「~でした(~であった)」、「~にいた、~にあった」

という意味になりますが、

これ以外の動詞は一般動詞です

一般動詞は、run(走る)など、何か動作になるものなどを示しますが、

be動詞以外の動詞

と覚えておくとよいです。

 

live も一般動詞です。

「住む」という意味ですが、これは確かにbe動詞の「~にいる」という意味とも考えられます。

しかし、あくまで live というのは「住む」という意味であり、

これはbe動詞以外の動詞ということで、一般動詞です

 

そして、一般動詞の過去形とは、過去の動作などを示します。

過去形の作り方は、一般動詞の最後に ed をつけます。

また、不規則動詞といって、ed をつけるのではなく、不規則な変化によって過去形になるものもあります。

 

そして、一般動詞の過去形の最大の特徴は、

主語が三人称単数でもそれ以外でも、動詞の過去形の形が変わらないということです。

ここは一般動詞の現在形(一般動詞の現在形とは?基本的な重要ポイントをおさえよう! 参照)との違いです。

 

一般動詞の現在形は、主語が三人称単数だと、一般動詞の最後に s をつけます。それ以外は一般動詞の原形のまま使用します。

一般動詞の過去形は、主語が何であれ、一般動詞を過去形にするという原則は変わりません!

つまり、一般動詞の過去形の文なら、主語が何であれ、動詞の形は同じです。

それでは、以下に例文をふまえて見ていきましょう。

 

 

一般動詞の過去形の文

I play the piano.

(私はピアノを弾く。)

という文を過去形にする例として、

I played the piano yesterday.

(私は昨日ピアノを弾いた。)

 

という文を見てみましょう。

playplayed に変わっていますね。

また、文末に yesterday という過去を示す語句が加わっています。

一般動詞の過去形の文には、文末に過去を示すものがくる場合が多いです。

「~した」という過去の動作がいつのものなのかを示すためです。

 

He plays the piano.

(彼はピアノを弾く。)

という文を過去形にする場合として、

「彼は昨日ピアノを弾いた。」という文を考えてみましょう。

以下のようになります。

He played the piano yesterday.

 

He(彼)というのは三人称単数です。しかしこの場合も、played が使われ、上記の例文の“ I played the piano yesterday.”と同じですね。

 

このように一般動詞の過去形は、主語が何だろうが、動詞の過去形が同じになります。

 

 

不規則動詞について

一般動詞の過去形には、ed をつけるのではなく、不規則に動詞が変化するものがあります。

例えば、go(行く)という動詞は過去形になると went(行った)となります。

go とは全く違う形ですね。この gowent に変わるというのは不規則動詞の代表的な例です。

他にも、swim(泳ぐ)という動詞は、過去形になると swam(泳いだ)となります。

こちらは、gowent になる例と比べると、swimswam でいくらか似ていますね。

しかし、動詞の最後に ed をつけるという法則が成り立ちません。これも不規則動詞です。

 

不規則動詞については、よく参考書の最後のページに活用表として一覧になっています。

これは、正確に覚えておきたいところです!

最初は根気がいるかもしれませんが、基本になるので、しっかりと覚えておくべきです!

 

以下、例文を挙げてみましょう。

 

I went to the sea yesterday.

(私は昨日、海に行った。)

He went to the sea yesterday.

(彼は昨日、海に行った。)

I swam in the pool yesterday.

(私は昨日、プールで泳いだ。)

He swam in the pool yesterday.

(彼は昨日、プールで泳いだ。)

 

いずれも、gowent に、swimswam に変化しています。

ed を加えるというパターンが成り立ちません。goswim不規則動詞だからです。

 

また、不規則動詞の場合でも、一般動詞の過去形は主語が何であれ形は一緒ということは同じです。

上記の例文でも、主語が I でも he(三人称単数)でも、いずれも went、swam で形は一緒ですね。

 

 

一般動詞の過去形の否定文と疑問文

一般動詞の過去形の否定文と疑問文の作り方は、一般動詞の現在形の dodoes のパターンと語順が一緒です。

dodoes の代わりに did を使用します。

 

He went to the sea yesterday.

という文を否定文にするときは、一般動詞の前に did not(短縮形だと didn’t)をつけます。

以下、この“He went to the sea yesterday.”という文を否定文にします。went に注意してください

 

He did not didn’t) go to the sea yesterday.

(彼は昨日、海に行かなかった。)

となります。

went が go に戻っていますね

この go は、動詞のもともとの形原形と言います。)となります。

 

一般動詞の過去形の否定文と疑問文では、did が登場しますが、この did が登場したら、一般動詞は原形に戻ります

went なら go に、played なら play に戻るのです。

 

I played the piano yesterday.

を否定文にするなら、

I did not didn’tplay the piano yesterday.

(私は昨日、ピアノを弾かなかった。)

となります。played play に戻っていますね。

 

疑問文でも同じです。

一般動詞の過去形を疑問文にするときは、dodoes と同じように、主語の前に Did を入れ、最後にクエスチョンマークをつけるという手順があります。

 

He played the piano yesterday.

という文を疑問文にするなら、

Did he play the piano yesterday?

(彼は昨日、ピアノを弾きましたか。)

となります。ここでも一般動詞の過去形である played が 動詞の原形である play に戻っていますね。

 

You went to the sea yesterday.

(あなたは昨日、海に行った。)

という文を疑問文にするときも、

Did you go to the sea yesterday?

(あなたは昨日、海に行きましたか。)

となります。wentgo に戻っています。

 

疑問文の答え方も、dodoes とパターンが同じです。

did で聞かれたら、did で答えます。

 

Did you play the piano yesterday?

(あなたは昨日、ピアノを弾きましたか。)

という文に答えるなら、

Yes I did.

(はい、弾きました。)

No I did not didn’t).

(いいえ、弾きませんでした。)

 

となります。

一般動詞の play は登場しませんdid を使って答えます。

 

Did he go to the sea yesterday?

(彼は昨日、海に行きましたか。)

なら、

Yes he did.

(はい、行きました。)

No he did not didn’t).

(いいえ、行きませんでした。)

となります。

ここでも、一般動詞の go は登場しません

 

 

まとめ

いかがでしたか?

一般動詞の過去形には、不規則動詞というやっかいなものがあります。

ただ、この不規則動詞はしっかり覚えれば覚えるほど、着実に力になります

 

そして、一般動詞の過去形には、

一般動詞を過去形にすること

否定文と疑問文では did を使い、一般動詞は原形に戻すこと

というポイントがあり、

これは主語が三人称単数であれ何であれ、全て同じです!

 

このようなポイントをしっかりとおさえておきましょう!