評論文読解のコツ①~現代文は”読んで”はいけない!~
「現代文にも、数学の公式みたいなはっきりした解き方があればいいのに……」
こういう理由で現代文が苦手だという方、結構多いのではないでしょうか?
確かに文章を”読む”とき、考えることは人それぞれです。
だって同じドラマを見た友達同士で感想が違っているのに、文章を読んだ時だけみんな同じ感想になるなんてことはありませんよね?
しかし現代文が苦手なみなさん。解決策はあるのです。
どういうことかというと……
現代文が得意な人は、現代文の公式を知っているのです!
数学ほどはっきりした公式ではなくとも、現代文には公式があります。
そしてこの公式の前提となっているのが……
現代文は”読んで”はいけない、ということ。
特に評論文がこれにあてはまります。
もちろん評論文は本来読むものです。「評論文は読むものじゃねえ!」とか言ったら世の評論家さんたちから怒られます。
しかし、時間が限られており、答えまで用意されている「試験としての評論文」では話が別。
”読む”と思うから解き方があいまいになり、”読む”と思うから点数が上がらないのです。
ではどうすればいいのか?
現代文は”読む”試験ではなく、”見つける”試験だとまずは覚えてください。
長い本文から答えの箇所を見つけるのが現代文(繰り返しになりますが特に評論文)の正しい解き方なのです。
この「答えの見つけ方」が現代文における公式です。
公式はいくつかあるので、他の記事で紹介していきます。その記事を読んでみてもいいし、現代文が得意な友だちに「きみはどんな公式を持っているの?」と聞いてみるのもいいでしょう。
まずはこの現代文は”読む”試験ではなく、”見つける”試験という意識を頭に叩き込んでください!
より詳しく知りたい人は以下のリンクへどうぞ。
評論文読解のコツ② 主張ってどうやって見つけるの?~逆接編~
評論文読解のコツ③ 主張ってどうやって見つけるの?~要約編~
評論文読解のコツ④ 主張ってどうやって見つけるの?~具体例編~