第5文型をとる動詞の種類とは?例を覚えよう!|英語勉強法
第5文型をとる動詞には何があるのでしょうか。
いつも「第5文型」と「第4文型」がごちゃごちゃになる人もいるかもしれません。
ここではっきりその区別をつけておかないと、ずーっと迷い続けることになります。
きちんと理解して、後は文型なんてラクラクで分かるようにしちゃいましょう!
第5文型について説明していきます。
She found the book difficult.
“the book”の後ろに“difficult”がきて、the bookの説明をしています。「その本は難しい」と訳せます。
文全体は、「彼女はその本が難しいと分かった」と訳します。ここでは、「その本=難しい」の関係が成り立ちます。
「=(イコール)」の関係は、be動詞でつなげますから、“the book is difficult”ですね。
このとき…
She found the book difficult.
S V O C
“difficult”は、“the book”の説明をしているので、difficultは「補語(C)」となります。
「補」という漢字は「おぎなう=足りないとこをを満たす」という意味ですので、「説明している」という役割にピッタリきますね。
ここでの一番のポイントは、SVOCをとる第5文型の場合、「O=C」の関係が成り立つということです。
上の文では「the book=difficult」が成り立っていました。
第4文型との大きな違いは、第4文型「SVO1O2」では、「O1≠O2」となることです。
O1とO2は=にはなりません。
次の2つを比較してください。
① He always made his wife happy.
② He made his wife a nice chair.
どちらが第5文型でしょうか?もうお分かりですね。イコールが成り立つか考えればよいですね。
「His wife is happy」か「His wife is a nice chair」か。もちろん奥さんがイスでは困りますから、①が第5文型です。
こうして区別をつけられるようになると、英語の意味をとりやすくなります。
第5文型をとる動詞は決まっています。こんな動詞ですよ。
・keep O C (OをCにしておく)
・leave O C (OをCのままにしておく)
・turn O C (OをCにする)
・make O C (OをCにする)
・consider O (to be) C (OをCだとみなす)
第5文型をとる動詞を覚えて、文型なんてへっちゃらになっちゃいましょう!
ちなみに第5文型とはどういうものか忘れちゃった方、曖昧な方以下の記事をご覧ください。