第4文型をとる動詞とは一体?第4文型をとる動詞をご紹介します!
みなさん、第4文型をとる動詞があることはご存知ですか?
「知っているよ」という方もどういった動詞が第4文型をとるか覚えていますか?
「文型」と聞くと、「そんなの別に知らなくても、意味が大体分かればいいでしょ」と思う人もいるかもしれません。
でも、実は「文型が文の意味を決める」んです。なので、このパターンを覚えてしまえば、正確に意味をとれるようになります。
逆に覚えないとずっと何とな~くになってしまいますよ!
ではさっそく説明していきましょう。
次のような例文があったとします。
He’ll give her a present.
“give”は「~を与える」という意味の他動詞ですね。他動詞ということは、目的語(O)をとります。
ここで1つ考えてみましょう。「~を与える」と聞いたときに、「えっ?だれに?何を?」と思いませんか?
私なら、友だちが「私、あげるつもりなんだ~」と言ったら、だれにあげるのか、何をあげるのか、とても気になります。
それは、英語も同じです。
なので…
He’ll give her a present.
S V O O
動詞(give)の後ろに、「her(だれに)」と「a present(何を)」がくるわけです。
「彼は彼女にプレゼントをあげるつもりだ。」と訳せますから、これでだれに何をあげるのか分かって、スッキリします。
このSVOOの文型を、第4文型と呼びます。SVOOをとる動詞は決まっています。
他にはこんな動詞です。
・buy O1 O2(O1にO2を買う)
・teach O1 O2(O1にO2を教える)
・send O1 O2(O1にO2を送る)
・tell O1 O2(O1にO2を言う)
・show O1 O2(O1にO2を教える)
どの動詞も「だれに、何を」かが気になりますね。
あらかじめ第4文型をとる動詞を頭に入れておくと、「あれ?これってもしかして…」と鼻が利くようになります。
ぜひ覚えておきましょう!
ちなみに第4文型がどういうものか忘れてしまった方、曖昧な方以下の記事をご覧ください。