現在完了と過去の違いを見分ける基本とコツ|英語勉強法
完了形を文法として覚えはしたけどしっくりこない。完了形のイメージが湧かない。
「have+過去分詞=現在完了形」というのを皆さんも頑張って覚えたはずです。でも、この完了形の意味って結局のところどうなんでしょう?
今回は、そんな完了形の疑問を解消していきたいと思います。
■過去形と比較
① I was busy in this morning.(私は今朝忙しかった。)
② I have been busy since this morning.(私は今朝から忙しい。)
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①の文は過去形で、もう既に忙しい状態が終わっている
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②の文は現在完了で、まだ忙しい状態が続いている。
このように、○○完了という文は、○○(今回の場合は現在)の段階で、動詞や形容詞の状態が続いていることを示します。
■他には?
I have ever been to the UK.(私はイギリスに行ったことがある。)
これも、「イギリスに行ったことがある」という状態が現在も続いている、と解釈できます。
I’ve just finished my homework.(たった今宿題を終えたところだ。)
これも、「宿題が終わった」という状態がjust(たった今)で続いている、と解釈できます。
■完了形理解のポイントは「線」
よく「完了形は線で理解しよう」と言います。僕もそう教わりました。
「線」というのは「状態が続いていること」だったんですね。
完了形には主に完了・継続・経験の3つの意味がありますが、それら全てがこれに当てはまります。
一番わかりやすいのは継続ですね。
最初は自分で使いこなすのは難しいので、実際に完了形の文に出会ったとき、「~~な状態が続いてるかな?」と確認してみてください。
正しい文をたくさん読んで、イメージをつかみましょう!
過去完了形と未来完了形についても知りたい人は下記の記事で確認しましょう!