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私立　国府台女子学院高校の受験情報｜入試問題・過去問・偏差値・進学実績・口コミ・評判など

2019年10月30日

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国府台女子高校の受験情報｜入試・過去問・偏差値・進学実績・評判など

■目次

1. 記事トップ

2. 国府台女子高校の基本情報

3. 国府台女子高校の特色　

4. 国府台女子高校の進学実績

5. 国府台女子高校の入試情報（偏差値・合格点・倍率・入試問題・過去問など）

国府台女子高校の基本情報

【名　　称】平田学園国府台女子高校

【住　　所】千葉県市川市3-24-1

【電話番号】047-326-8100

【アクセス】

JR総武線市川駅下車徒歩12分

新京成電鉄新京成線市川真間駅徒歩5分

京成バス菅野6丁目下車すぐ

国府台女子高校の特色

〇国府台女子学院は、小中高一貫の女子高で、エリア屈指の進学校として知られています。大正15年の創立以来2万人を超えるOGを輩出しています。

〇普通科（普通クラス、選抜クラス、美術・デザインクラス）、英語科の4つのコースに分かれています。

〇小学校からの内部進学生も多く、多様な生徒が在学しています。学力の幅に対応するため、本人の希望と学力に応じて高校2年の時に普通科はさらに細かくクラスが分かれ生徒、一人ひとりの希望進路・夢の実現のためにフォローしています。

〇早慶・MARCHなどの難関私大への進学実績と礼儀正しく思いやりのある生徒が多いことに定評があります。規律を重んじる校風なので校則は他校と比較すると厳しく規定されています。

〇まじめでおっとりした生徒が多いことが校風の一つであり、いじめはほとんど見られません。

〇2011年に校舎の建て替えが全面的に行われ、きれいで近代的な校舎になりました。

〇クラブ活動に特別力を注いでいる学校ではありませんが、合唱部・百人一首かるた部・水泳部・タッチラグビー部などが県大会で優秀な成績を収めています。全国大会への出場も見られます。

〇「専門部」という独自の伝統活動があり、クラブ活動とは別に茶道・華道・琴を学べる講座が開設されています。昭和6年から続いていて、伝統と礼節を重んじる姿勢が見て取れます。

大正の終わりごろに、女子教育の立ち遅れを危惧した平田氏が日本の発展のためには女子教育が不可欠、との理念から国府台女子学院を創立しました。創立者の家がお寺だったこともあり浄土真宗本願寺派の精神に基づいて、「智慧」と「慈悲」を理念に掲げた教育を実施しています。

道徳や礼儀・マナーを指導するために、仏教の授業が活用されています。

文教地区として知られる市川市の緑あふれるのどかな場所に位置しています。最寄り駅の京成電鉄市川真間駅からの距離が近いこともあり、学園全体で生徒の4分の1が東京か通っており、遠方からでも通いやすい学校です。

高校2年から普通科の中でも、進学理系、進学文系、選抜理系、選抜文系国立、選抜文系私立と5つのコースに分かれます。きめ細かな指導の結果、大学現役進学率は9割以上を誇っています。

戦時下に制限される中でも積極的に英語教育を行ってきたほど語学教育に力を注いでいます。英語科においては、2週間の海外研修（カナダ）が必修となっています。また、希望者向けのイギリスへの海外研修プログラムがあります。

新校舎の設立に伴い、施設がきれいになり耐震性が非常に強くなりました。

また「図書館が学校の中央にある学校にしたい」との学院長の強い思いから、玄関正面にガラス張りの図書館が完成しました。この背景には、日本の子どもたちの平均読書時間が先進国の中で最も短いという事実があります。蔵書についても、専門書や重厚な学術書ばかりではなく生徒たちが手に取りやすいようなライトな書物も置かれ、書店のようなイメージでなじみやすく使えるよう工夫がされています。

文化祭のクラスの出し物は有志となっていて全員参加というわけではありません。学業とのバランスを考えながら、生徒たちや来場者の方々が楽しめるプログラムになっています。

運動会では、仮装行列という目玉種目があります。クラスで協力して衣装作りから行い、和気あいあいと団結を深めます。

＜学費＞

初年度の学費は以下の通りです。

	入学時	１年時終了までに	合計
入学金	100,000円	–	100,000
授業料	–	288,000円	288,000円
施設費	200,000円	96,000円	296,000円
その他	36,500円	88,800	125,300円
合計	336,500円	472,800円	809,300円

　

授業料は、年間4回の分納になります。

英語科と美術・デザイン科は別途特別教育費2,000／月の請求があります。

国府台女子高校の進学実績

国公立大学

大学名	千葉大学	筑波大学	お茶の水女子大学	東京外国語大学	首都大学東京	信州大学
2017年	3人	3人	1人	3人	3人	0人
2016年	4人	2人	1人	3人	1人	0人
2015年	4人	1人	2人	1人	2人	3人

私立大学

大学名	慶應義塾大	早稲田大	上智大	青山学院大	明治大	立教大	津田塾大	日本女子大
2017年	7人	28人	23人	19人	37人	38人	9人	29人
2016年	5人	28人	14人	24人	42人	46人	11人	46人
2015年	8人	24人	16人	26人	34人	36人	5人	45人

国府台女子学院では、特に私立文系の難関校への進学実績が多く見られます。英語科や普通科の選抜クラス、普通クラスの中でも上位の生徒は難なく難関校へ合格する実力を備えた生徒が多くいます。

理系への進学実績は文系に比べて弱いと言われていましたが、近年合格実績を伸ばしてきています。特に、薬学部への進学が多く見られ、直近3年で慶應義塾大学2名、東京理科大8名、東邦大学21名などの進学実績があります。

女子大学への進学実績が多いことも国府台女子学院の特徴の一つです。卒業時の学校の満足度のアンケートにおいて97％の生徒が学生生活に満足したと答えていることもあり、高校での学生生活の過ごしやすさが女子大への志望度を高めているといえます。

国府台女子学院では、希望と学力に合わせてクラスが細かく分かれるので、難関大学への進学を希望する生徒は1年生のうちからクラス上位に入ることを意識しましょう。現役合格率が9割以上と非常に高いので、授業にしっかりと対応できれば見通しが明るいでしょう。

学力を満たせば高校2年時のクラス替えの時に、普通クラスから選抜クラスへの変更も可能です。選抜クラスに引けを取らない学力を持ちながら、あえて選抜クラスに入らずに普通クラスで良い評定を取り指定校推薦枠での進学を狙う生徒もいます。

国府台女子高校の入試情報（偏差値・合格点・倍率・入試問題・過去問など）

偏差値・合格最低点・倍率

学科	普通科（選抜・普通・美術、デザイン）・英語科
偏差値	普通（選抜68、普通、61、美術デザイン61）英語61
選考方法・合格ライン	普通科：筆記試験（英・国・数）198/300点満点英語科：筆記試験（英・国）126/200点満点美術（英・国・数）198/300点満点＋実技100点
倍率	普通科単願推薦1.1倍・英語科単願推薦1.2倍普通科併願推薦1.0倍・英語科併願推薦1.0倍一般普通1.7倍・一般英語科4.0倍

平成30年度より一般試験は実施されず、推薦入試のみに変更されます。

美術クラスの実技科目は60分間のデッサンです。

普通科は定員の6割近くが内進生です。英語科は定員の1割程度が内進生です。普通科の成績上位者が選抜クラスに入ることができます。

単願の推薦条件は

＜普通科＞１、英・国・数の評定１３以上、２、英国数理社の評定21以上のいずれか

＜英語科＞１、英・国の評定９以上、２、英国評定8以上＋英検準２級以上、３、英検２級以上のいずれか

です。

併願の推薦条件は

＜普通科＞英国数理社の評定が22以上

＜英語科＞１、英・国の評定10以上、２、英国評定9以上＋英検準２級以上、３、英検2級以上のいずれか

となっています。

入学試験は実施されますが推薦の条件を満たせば、例年ほとんどの生徒が合格しています。こうした背景から、上位高志望者のすべり止めとして受験されることも多い学校です。わずかに推薦の基準に満たない場合は、相談できる場合もあります。説明会などの機会に相談してみましょう。

併願では、校風が少し異なりますが、入学時の偏差値が近く、英語科のある江戸川女子高校がよく受験されています。また、立地が近い女子高という点では和洋国府台女子高校を受験する生徒も多く見られます。

公立高校と比較検討する際に、高入生の場合はやはり内進生たちとうまくなじめるかを懸念する生徒が多いです。

公立高校では、国府台高校、千葉西高校、津田沼高校などを併願する生徒が多くいます。また、上記で記載した理由により船橋高校などのすべり止めとして受験する生徒も少なくありません。

入試問題について

国府台女子学院は3科目、あるいは2科目で受験できるので、社会理科が苦手な生徒にとっては得意科目のみで勝負できます。面接の実施もありません。

合格のボーダーラインとしては6割ほどです。英語の入試問題では中学校では習わない単語が出題されるなど、非常に難易度の高い問題が出題されます。伝統的に英語教育に力を入れ、日常のカリキュラムにおいてもオリジナルのテキストやプリントを使用する学校ですので、過去問を何度も解いて問題の傾向をつかむことが重要です。実力を持っている生徒でも、傾向がつかめるまでは時間内に完了できないなど四苦八苦する傾向が見られます。徹底して対策しましょう。

国府台女子学院の中等部での教育においては、基礎学力の向上が図られています。高校の授業の先取りを推し進めるスタイルではなく、ペースとしてはゆっくりですが基礎を固め暗記ではなく理解を深めることに重点が置かれています。したがって受験対策をする際にもただイディオムを暗記する、というスタイルではなく前置詞の役割や意味、語順、単語の語源など深く踏み込んで学習を進めていくと良いでしょう。

まとめ

以上、国府台女子学院についての紹介でした。

いかがでしたでしょうか？

国府台女子学院は、規律とアットホームさがうまく調和しており、周囲の評判も在校生の評判も非常に良い学校です。

伝統的に日本の将来をよくするために国際教育や高等教育に注力されてきた姿勢が、楽しみながら安心して通うことのできる校風につながっています。

試験対策に関して質問や相談がある場合、

例えば英語の基礎力はどのように磨けばよいのか、

などのあらゆる国府台女子学院高校の受験対策に関して相談を受け付けております。

是非一度当校にお越しください。

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