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私立　江戸川女子高校の受験情報｜入試問題・過去問・偏差値・進学実績・口コミ・評判など

2019年10月30日

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江戸川女子高校の受験情報｜入試・過去問・偏差値・進学実績・評判など

■目次

1. 記事トップ

2. 江戸川女子高校の基本情報

3. 江戸川女子高校の特色　

4. 江戸川女子高校の進学実績

5. 江戸川女子高校の入試情報（偏差値・合格点・倍率・入試問題・過去問など）

江戸川女子高校の基本情報

【名　　称】私立江戸川女子高校

【住　　所】東京都江戸川区東小岩5丁目22-1

【電話番号】03-3659-1241

【アクセス】

JR総武線小岩駅下車徒歩10分

新京成電鉄新京成線江戸川駅徒歩15分

バス（小岩駅行）南小岩8丁目下車徒歩6分

江戸川女子高校の特色

〇江戸川女子高校は、「教養ある堅実な女性」の育成を目標に、誠実・明朗・喜働の3つの柱を基本として教育を行っています。規律を重んじる校風なので学校からの帰宅時の寄り道禁止や服装チェック、頭髪検査など他校と比べると厳しく定められています。

〇中高一貫の女子高で、女子高として都内でのトップクラスの進学校です。難関大学への現役合格を目標として科目ごとに大学入試対策がされており、偏差値の近い高校と比較しても非常に優秀な進学実績を残しています。

〇高校1年までは内部進学生と高校入学生は別クラスです。2年生から混合クラスになります。

〇いじめはほとんど見られません。「いじめ防止基本方針」があり、いじめの未然防止や対策について記されています。理由を問わずいじめはする方が悪い、とのスタンスからいじめをした生徒へは厳しく対応することを宣言しています。専属のカウンセラーがいて、いじめに限らず生徒本人、保護者からの悩みの相談に対応しています。

〇ホテル並にきれいでゆったりとした校舎の施設は生徒たちから非常に好評です。2014年に体育館、新講堂を含む複合型会館であるかたばみ館が完成しました。1,000席の客席のある大ホールでは生徒によるプレゼンテーションなどが開催されています。

〇クラブ活動は吹奏楽、バトン部、弦楽部、放送部などが良い実績を残しています。また、部活よりも負担の少ない同好会もあり、受験勉強と両立したい生徒たちを中心に盛り上がっています。

〇文化祭（かたばみ祭）、体育祭、一年生全員と男性職員による合唱発表会（第九演奏会）などのイベントがあります。

1931年東京都江戸川区小岩町に江戸川女子高校の前身となる城東高等家政女学校が設立されました。当初は現在のような進学校のイメージではありませんでしたが、近年は進学校としての評価を高めています。

周辺の雰囲気は下町という雰囲気でやや古い街並みです。

系列の江戸川大学も、しっかりした教育体制により徐々に偏差値が上がってきていますが、現状では高校から江戸川大学に内部進学する生徒はほとんど見られず、難関大学への進学が中心となっています。

英語教育に非常に力を入れていて、海外研修制度が充実しています。

普通科では2年時に9日間のカナダへの修学旅行があり、英語科ではイギリス語学研修（8週間・2年時）、フィリピン研修（8週間・2年時）、ニュージーランド研修（10週間・2年時）があります。英語科の研修はホームステイをして、生活習慣や文化も一緒に学びます。

英語科では、1年間留学することもできます。高校2年時にオーストラリアもしくはニュージーランドの提携校先に通学し、帰国後は3年生に進級します。

各科目、難易度の高いテキストや問題集を使用しながら高校2年時までにしっかりと基礎を学びます。3年生の時には、生徒一人ひとりの志望大学に合わせた受験対策の授業になります。

志望大学合格に向けて地道にコツコツ努力するタイプの生徒と非常に相性の良い学校です。頑張って学力を伸ばしていける生徒に対しては、学習塾に通わずに難関大学に現役合格できるほど難易度が高くボリュームの多い課題が出されます。

イベントに特別力を入れている高校ではありませんが、第九演奏会は外部の音楽ホールで開催されることもあり、吹奏楽の演奏をバックにきれいなハーモニーを響かせます。第九演奏会は、DVD化して一般発売されるほど完成度が高い合唱です。

＜学費＞
初年度の学費は以下の通りです。

	入学時	１年時終了までに	合計
入学金	290,000円	–	290,000
授業料	43,000円	473,000円	516,000円
施設費	60,00円	66,000円	72,000円
その他	130,000円	–	130,000円
合計	469,000円	539,300円	1,008,000円

　

授業料と施設費は月ごとの支払いですが、4月分は入学時に入学金などとあわせての支払いになります。

高校2年、3年時には授業のコマ数に応じて、追加の授業料が必要になるケースがあります。

江戸川女子高校の進学実績

国公立大学

大学名	千葉大学	筑波大学	お茶の水女子大学	埼玉大学	茨城大学	東京大学
2017年	12人	4人	4人	4人	2人	0人
2016年	5人	4人	1人	3人	4人	1人
2015年	10人	4人	3人	5人	1人	0人

私立大学

大学名	慶應義塾大	早稲田大	上智大	青山学院大	明治大	立教大	東京理科大	津田塾大
2017年	8人	18人	18人	24人	43人	38人	25人	14人
2016年	12人	20人	22人	21人	32人	46人	32人	5人
2015年	21人	50人	32人	30人	58人	36人	26人	6人

江戸川女子高校では、英語科もあることからどちらかといえば私立文系が強いイメージがあります。しかし、成績を伸ばしていける生徒に対しては徹底的にフォローし伸ばしていく学校で、理系の学部についても優れた進学実績を誇っています。

特に特進クラスにあたるⅢ類の生徒は、国立大学の現役合格を目標にモチベーション高く取り組んでいます。英語科については、早慶を目標とする雰囲気が強く、難関私大の合格に向けて取り組んでいます。普通クラスにあたるⅡ類においても、MARCHをはじめとした関東圏内の難関私大を目標としています。

課題やテキストの質が高く、課されるボリュームも多いことから、入学時よりも卒業時に偏差値が上がっている生徒が多くみられ、進学実績にも反映されています。

注意点としては、授業についていけなかったりモチベーションを保てなかったりする生徒は、かなり苦労している様子が見られます。

内進生と高入生との学力差について、内進生は中学校で高校の授業を先取りしている分、学力の高い生徒が多いようです。しかし、高入生でもまじめに授業や課題に取り組める生徒は学力を伸ばしていける生徒が多いので、十分に挽回可能です。

早慶、MARCHなど関東の難関私大を中心に指定校推薦の枠があります。比較すると内進生の方が指定校推薦枠を利用するケースが多いようです。

江戸川女子高校の入試情報（偏差値・合格点・倍率・入試問題・過去問など）

偏差値・合格最低点・倍率

学科	普通科（Ⅲ類・Ⅱ類）・英語科
偏差値	普通（Ⅲ類67、Ⅱ類63）・英語65
選考方法・合格ライン	Ⅲ類 190/300点満点＋面接 Ⅱ類・英語科 160点/300点満点＋面接
倍率	（一般）Ⅱ類2.00・Ⅲ類1.60・英語1.30 （A推薦）Ⅱ類1.30・Ⅲ類1.25・英語1.07 （B推薦）Ⅱ類1.19・Ⅲ類1.30・英語1.25 （帰国）Ⅱ類1.20・Ⅲ類1.84・英語1.52

試験科目は普通科3科目（英語・国語・数学）配点各100点、英語科は2科目（英語・リスニング・国語）です。

帰国生試験は各50点満点で、英検二級以上の取得者は英語の試験が免除されます（50点満点扱いとなります）。

Ⅲ類を第1希望、Ⅱ類を第2希望とすることで、Ⅲ類の合格基準に満たない場合でもⅡ類にスライド合格できる試験制度となっています。また、第1希望を英語科とする場合でも同様にⅡ類を第2希望として受験することができます。

Ａ推薦は単願第一希望、Ｂ推薦は併願での推薦です。

A推薦の基準は5科目評定21以上、9科目37以上が目安です。英検準2級以上取得していれば1点加点されます。

B推薦の基準はＡ推薦よりさらに厳しくなります。基準に少し満たない場合には、相談できる制度もあるようです。

帰国生試験の試験問題は、公表されていません。一般入試と作問者が同じで傾向も似ているため、一般入試の問題集を解いて傾向をつかみましょう。問題の難易度が高く、試験の結果不合格となる場合もありますので、対策が非常に重要です。

Ａ推薦の試験問題は、基礎学力検査です。こちらも過去問は公表されていませんが、B推薦や一般入試の問題と異なり教科書レベルの基礎問題の試験です。

面接の配点については公表されていませんが、「教養ある堅実な女性」にふさわしい態度で受験しましょう。A推薦は個人面接、B推薦は個人面接です。過去の面接では、志望理由や自分自身を植物に例えると？などの質問がされています。雰囲気としてはフレンドリーなことが多いようです。

入試問題について

江戸川女子高校は英語教育に力を入れている学校ということもあり、英語の問題が非常に難しいといわれています。

学校の教科書レベルでは解けない問題が出題されますので、問題の傾向を掴んで対策しておくことが重要です。特に、英単語について徹底的に対応しておくことがカギになります。

実際の試験問題を見てみましょう。平成29年度のリスニングの問題です。

江戸川女子高校では、リスニングといえども難易度の高い単語やイディオムが読み上げられます。知らない単語や訳せないイディオムが出てくることでリスニングの難易度はぐんと上がってしまいます。

語彙力は、英語力に直結し、他の高校の入試や高校入学以降に英語を学習する上でも知識のベースとなります。地道に力をつけていきましょう。

まとめ

以上、江戸川女子高校についての紹介でした。

いかがでしたでしょうか？

江戸川女子高校は、生徒の志望大学進学を全面的にフォローする体制を整えており、頑張れば頑張るほどやりがいが感じられる学校です。

試験対策に関して質問や相談がある場合、

例えばリスニングで知らない単語が読まれたときの対処方法など

などのあらゆる江戸川女子高校の受験対策に関して相談を受け付けております。

是非一度当校にお越しください。

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