定期テストの英語勉強法|範囲確認から単語・文法・演習まで
この記事のポイント
・範囲・試験形式・提出物を確認して課題を整理
・単語・文法・本文・演習を、自力でできるか確かめる
・残り日数と誤答に合わせ、復習と質問を計画
この記事の目次
定期テストの英語は、範囲と出題形式を確認し、単語・文法・教科書本文・問題演習を組み合わせて準備します。
眺めて理解できることと、答えを見ずに書いたり説明したりできることを分けて確かめましょう。
中学生・高校生とも、学校の授業や配布資料に合わせて、今できない内容を具体的にすることが出発点です。
この記事では、勉強法の手順と、残り日数に応じた復習の組み方を紹介します。
英語の定期テストは、範囲確認と4つの学習を組み合わせる
最初に、教科書のページ、ワーク、プリント、単語の範囲、提出物と試験日を一枚に整理します。
その上で、単語・熟語、文法、本文の理解と音読、問題演習を進めましょう。
全てを同じ順番で終えてから次へ進む必要はなく、苦手な部分へ戻りながら組み合わせます。
この手順は準備の例であり、80点・90点など特定の点数を保証するものではありません。
「分かったつもり」を、実際に解いて確かめる
授業の説明を聞いて理解できても、テストで自分の答えを作れるとは限りません。
単語を書けるか、文法の理由を説明できるか、本文の内容を尋ねられて答えられるかを試しましょう。
間違えたら、知識が足りなかったのか、問題の指示を読み違えたのかなどを分けます。
勉強時間の長さだけでなく、何ができるようになったかを記録すると、次の課題が決まります。
中学・高校の違いは、学年名だけでなく学校の試験で確認する
中学は暗記だけでよい、高校では必ず初見の長文が出る、と一律には言えません。
学校の範囲表や授業での案内を確認し、本文、文法、リスニング、英作文などの扱いを調べます。
高等学校の学習評価に関する参考資料では、聞く・読む・話す・書く活動を通した評価例も示されています。
定期考査の点数だけで全ての成績が決まると考えず、学校の評価方法や課題の期限も確認してください。
参考:国立教育政策研究所:高等学校 外国語の学習評価に関する参考資料
| 項目 | 確認する資料 | 書き出す内容 |
|---|---|---|
| 試験範囲 | 範囲表・教科書・プリント | ページ、単元、単語の範囲 |
| 問題形式 | 授業の案内・学校の練習問題 | 読解、文法、リスニング、英作文等 |
| 提出物 | 学校の指示・ワーク | 提出範囲と締切 |
| 現在の理解 | 答案・自力で解いた記録 | 解ける問題、迷う問題、質問したい点 |
ステップ1:範囲の英単語・熟語・重要表現を確認する
まず、教科書と学校指定の単語帳・プリントから、試験範囲にある語句を集めます。
意味、つづり、発音、使われている例文を確認しましょう。
覚えている語と、意味が出ない語、書けない語を分けると、復習する量を整理できます。
範囲外の新しい単語帳を増やす前に、学校の教材で何が必要かを確かめてください。
意味とスペルを、答えを隠して確かめる
英語を見て意味を答える確認と、日本語や文脈から英語を書く確認を分けます。
書く問題の準備では、答えを隠し、自分の手でスペルを書いてから照合しましょう。
抜けた文字や語形の違いを記録し、例文の中でも確かめます。
どの形式が出題されるかは学校の案内を優先し、意味だけ・つづりだけに偏らないようにします。
単語帳や赤シートは、思い出すための道具として使う
単語帳を眺めただけで終えず、隠した答えを自分で思い出せるかを試します。
赤シートを使う場合も、語句が透けていないかを確かめ、答えてからめくりましょう。
言えた語と迷った語に印を付け、次に復習する範囲を決めます。
赤シートそのものが失敗の原因になるのではなく、確認の仕方を工夫することが大切です。
道具の使い方を確認したい方は、関連記事も参考にしてください。
覚える語数は、範囲と確認結果から調整する
1日100語、1か月1000語などの量を、全員に共通する目標にする必要はありません。
試験範囲の語句を、使える日数に分けて確認しましょう。
新しく取り組む語だけでなく、前に間違えた語の復習も予定へ入れます。
短時間で多く見たことと、後で思い出せることは別なので、翌日などにもう一度確かめて量を調整します。
ステップ2:文法の仕組みと基本例文を結び付ける
教科書やノートの説明を読み、学校で扱った文法事項と例文を確認します。
ルールを読むだけで終えず、語順、動詞の形、使う場面がどこで変わるかを例文で見ましょう。
その後に学校の基本問題を解き、使い分けられるかを確かめます。
分からない文法用語があれば、先生や教材の索引で確認し、必要な箇所へ戻ってください。
語順や語形を選んだ理由を、自分の言葉で確かめる
例えば、疑問文の語順や、動詞の時制を選んだ理由を説明してみます。
自分の説明を教科書や解説と照らし、曖昧な部分を見つけましょう。
説明できないから全て未理解と決めず、どこまでは分かるかを整理します。
先生へ質問するときは、問題番号、自分の答え、迷った点を用意すると、確認しやすくなります。
正解した問題も、偶然でなかったかを見直す
選択肢を感覚で選んだ場合は、正解していても理由を確認します。
本文や設問のどの語句が根拠になるか、他の選択肢が合わない理由は何かを考えましょう。
同じ答えを暗記するだけでなく、主語や時制が変わった練習問題でも確かめます。
解説を読んでも納得できない部分は、丸印だけ付けて終えず質問事項へ残してください。
文の骨格と修飾関係を、授業で扱った例文から読む
長い文で止まる場合は、主語・動詞などの骨格と、説明を加える語句を分けてみます。
学校で使う文法用語や記号に合わせ、どの部分がどこにかかるかを確認しましょう。
全ての文を細かく分析することだけが目的にならないよう、確認後は文全体の意味へ戻ります。
単語の意味だけをつなげて推測していた箇所を、例文で確かめてください。
ステップ3:教科書本文の意味と音声を確かめる
本文を読み、何について、誰が、どのようなことを述べているかを整理します。
分からない語句や文法を確認した後、学校が案内する音声教材も使ってみましょう。
音読は意味の区切りを意識して行い、内容が分からないまま速さや回数だけを増やさないことが大切です。
本文の和訳を作る場合も、英文のどの部分に対応するかを確認してください。
英文の内容を、短いまとまりごとに確認する
一文を読んだ後、何が分かったかを短く言い直してみます。
意味のまとまりに区切る読み方を試す場合も、区切り方を教材や先生の説明と照合しましょう。
読む速さだけを優先せず、代名詞が指すものや、理由・対比などのつながりも確かめます。
直読直解という言葉だけにこだわらず、内容を正確に把握できたかで振り返ってください。
和訳や本文の暗記だけで、全ての問題に備えたと考えない
和訳を覚えていても、語形変化、並べ替え、内容説明などの問いへ答えられるとは限りません。
授業やワークの問題を使い、聞かれ方が変わっても根拠を示せるかを確認します。
本文の暗唱が課題の場合は、その条件に沿って準備しましょう。
学校の試験形式を確かめず、暗記は全て不要、暗記だけで十分、と決めつけないことが大切です。
リスニングや音読は、聞き取れなかった箇所を残す
音声を聞き、聞き取れなかった語句を本文と照らして確認します。
一度に長い範囲を繰り返すより、困った箇所を短く区切って確かめる方法があります。
音読の回数や暗唱の完成だけで、リスニングの得点が保証されるわけではありません。
話す・書く課題やパフォーマンステストがある場合は、学校の指示と評価の観点も確認してください。
ステップ4:学校のワークとプリントを自力で解く
試験範囲に指定された学校のワークや配布プリントを、答えを見ずに解いてみます。
提出する範囲と期限を確認し、解き直す時間も確保しましょう。
ワークと同じ問題が必ず出るとは限らないため、答えだけを覚えず、解き方や根拠を確認します。
できた問題、迷った問題、分からなかった問題を分けて記録してください。
時間を計り、解答と見直しの配分を確かめる
学校で示された試験時間や問題形式を参考に、一定の範囲を時間を計って解いてみます。
どの問題で止まったか、解答を書く時間が足りなかったかを記録しましょう。
長文、文法、英作文などの配分を調整し、解ける問題を残していないかも確かめます。
速く解くことだけでなく、指示の読み落としやスペルを見直す時間も考えます。
赤ペンで答えを写す前に、間違えた理由を分ける
単語を知らなかった、文法を取り違えた、内容を読み違えたなど、理由を短く残します。
解説を読んだら答えを隠し、もう一度自力で解きましょう。
すぐに解けても、後で再び確認して、同じ箇所で止まらないかを見ます。
答えを書き写したページ数よりも、説明や解き直しができた内容を振り返ってください。
復習を1日単位の予定へ入れ、進み具合で調整する
全員に同じ周回数を当てはめず、最初に解いた結果から復習する問題を選びます。
予定には、単元名やページと、確認する内容を書きましょう。
進まなかった日は、量が多かったのか、質問が必要だったのかを分けて調整します。
全範囲を何周したかだけでなく、まだ自力で解けない問題がどこかを把握することが大切です。
試験前の確認チェックリスト
- 範囲表と学校の教材を照合した
- 単語と基本問題を、答えを隠して確かめた
- 本文の内容と、設問の根拠を確認した
- 間違えた理由を残し、自力で解き直した
- 提出期限と、まだ質問したい内容を確認した
定期テストの英語勉強法でよくある質問
始める時期、長文の時間不足、苦手な場合の戻り方について整理します。
必要な準備は、学校の範囲と今の理解、残りの日数によって異なります。
以下を一律の必勝法とせず、自分の教材と試験日へ置き換えて使ってください。
定期テストの英語は、いつから準備すればよいですか?
普段の授業の復習を続け、範囲が分かった段階で、残りの課題と日数を整理します。
例えば2週間前なら範囲全体の確認と苦手の整理、1週間前なら解き直しの比重を増やす計画が考えられます。
これは日程を組む例であり、2週間あれば誰でも十分という意味ではありません。
直前は新しい教材を増やす前に、学校の範囲、提出物、まだ解けない問題を確認しましょう。
| 時期の例 | 取り組むこと | 次へ残す記録 |
|---|---|---|
| 2週間前ごろ | 範囲全体を確認し、基本問題を解く | 未着手の範囲と苦手 |
| 1週間前ごろ | 単語・文法・本文と解き直しを組み合わせる | まだ自力で解けない問題 |
| 数日前 | 時間を計った演習と質問の確認 | 時間不足の箇所と注意点 |
| 前日 | 提出物と、確認してきた苦手を見直す | 当日の持ち物と予定 |
この表は計画の例で、同じ日数で全員が同じ点数へ届くという意味ではありません。
高校の英語で長文が時間内に終わらないときは?
読めない語句が多いのか、文構造で止まるのか、設問の根拠を探すのに時間がかかるのかを分けます。
学校の教材で短い範囲を解き、どこに時間を使ったかを確かめましょう。
意味を確認した文章を音読する方法もありますが、音読だけで全ての課題が解決するわけではありません。
設問に答える根拠と、試験全体の時間配分を合わせて見直してください。
英語が苦手な場合は、中学1年生から全てやり直すべきですか?
まず範囲内の基本問題を解き、どの単語や文法で止まるかを確認します。
be動詞と一般動詞、疑問文の語順などが曖昧なら、その部分へ戻って練習しましょう。
全員が中学1年生の最初からやり直す必要があるとは限りません。
学校の課題を進めながらどこを復習するか、先生などへ答案を見せて相談してください。
まとめ:範囲を整理し、自力でできることを増やそう
定期テストの英語は、学校の範囲を確認し、単語・文法・本文・演習を組み合わせて準備します。
答えを隠して書く、説明する、問題を解く作業で、曖昧な箇所を見つけましょう。
残り日数に合わせて復習を組み、間違えた理由と質問したい内容を残します。
点数だけで成果を約束する勉強法に頼らず、今日できるようにしたい課題を一つ決めて取り組んでください。
英語の学習計画をキミノスクールで相談する
キミノスクールは、完全1対1の個別指導と、個別カリキュラム・学習計画の支援を案内しています。
定期テストの準備を相談するときは、範囲表、学校の教材、答案、試験日を用意しましょう。
学校で受けている支援も共有し、不足している部分を具体化します。
希望する校舎で対応する学年・教科・教材と、利用条件を事前に確認してください。
参考:キミノスクールの特長
相談する内容1:現在の理解と学校の教材
どの問題は解けて、どの問題で止まるかを教材と答案で示します。
授業の内容へ戻る必要があるのか、演習や見直しが不足しているのかを相談しましょう。
試験範囲から外れた学習を増やす前に、必要な課題と優先順位を確認します。
相談する内容2:1日単位の課題と復習日
キミノスクールは1日単位の学習計画を公式サイトで紹介しています。
学校の課題や他教科の試験日も示し、取り組む量と復習日を相談しましょう。
計画だけで成績が上がるとは限らないため、進み具合と解き直しの結果を共有して調整します。
相談する内容3:質問と個別指導の進め方
質問したい問題番号と、自分の答え、分からなかった点を用意します。
説明の後に自分で解き直す時間を取れるか、授業外の質問はどの方法でできるかを聞きましょう。
全ての疑問がいつでもその場で解決するという保証ではなく、対応範囲を具体的に確認してください。
利用前に確認したい3つのポイント
担当者とのやり取り、理解の確認方法、定期テスト以外の準備との分担を聞きましょう。
自分が必要とする支援を受けられるかを確かめることが、相談の目的です。
勉強習慣がないことだけを理由に、入塾すれば必ず目標点へ届くと考える必要はありません。
確認1:自分でも説明・解き直しができる支援か
説明を聞いた後に、理由を言い直したり、似た問題を自力で解いたりできるかを確かめます。
分からないところを質問しやすいか、担当者とのやり取りを体験や相談で見てください。
講師の出身大学だけで、自分に合う指導かを決めないことが大切です。
確認2:理解を確かめ、次の課題を決める方法
キミノスクールは、確認テストや振り返りによる学習支援を案内しています。
単語や文法のどの部分が曖昧かを確かめ、次に取り組む課題へつなげる方法を聞きましょう。
口頭で答える確認がある場合も、それだけで十分とせず、必要な筆記や読解の練習も相談します。
確認3:学校の学習と、その後の受験準備の分担
定期テストの範囲と、大学受験などに向けた長期の課題を分けて相談します。
一般選抜や総合型選抜の準備を希望する場合は、具体的な方式と必要資料を示しましょう。
どの学年・教科・選考形式へ対応できるかは、校舎・コースへ確認が必要です。
未確認の合格事例や、一律の点数・期間の保証として受け取らないでください。