仮定法過去完了の用法はたった二つ!復習して完全に覚えよう
仮定法過去完了、これもなんだか名前がややこしくて難しそうな気がしますが、そんなことはありません。
なぜなら、仮定法過去完了には用法が二つしかないからです。
仮定法過去完了の二つの用法を完全にマスターして、受験の対策をしましょう。
仮定法過去完了の用法はすべて事実に反した事柄
仮定法過去完了の用法は、事実に反した仮定・想像・願望です。
仮定法過去完了の名前の通り、動詞は過去完了を使用します。
では二つの用法について具体的に見ていきましょう。
1.過去の事実に反した仮定・想像
基本的な仮定法過去完了の用法です。
If + 主語 + had + 過去分詞 … 主語 + 助動詞 + have + 過去分詞
が基本のカタチです。例文を見てみましょう。
If I had known that you were sick I would have brought it to you.
(事実=I did not write bring it to you because I did not know that you were sick.)
訳:あなたが病気なのを知っていたら、あなたにそれを持っていったのですが。
2.過去に実現されなかった願望
こちらの仮定法過去完了の用法は、仮定法完了と同じように
I wish や I only などを使って、過去に実現されなかった願望を表します。
例文を載せます。
If only I had had more money at that time.
訳:当時私がもっとお金を持っていたらなあ。
まとめ
仮定法過去完了は、事実に反した事柄を表すための文法で、
If + 主語 + had + 過去分詞 … 主語 + 助動詞 + have + 過去分詞
I wish や I only
を使って文を書く。
下に設問を用意したので、仮定法過去完了の理解度を確認しましょう。
設問
次の文を和訳しなさい。
If you had left earlier you would have caught the train.
答え
もしあなたがもっと早く出ていたら、その電車に乗れただろうに。