【明日から実践】浪人で成績が伸びるタイプの特徴5選!伸びないときに見直したい6つの学習習慣とは
「浪人したらみんな成績って伸びるの?」
「自分が浪人したらうまくいくかな?」
浪人はもう1年間勉強する期間が増えることとなり、決して簡単な判断ではありません。もちろん、浪人したからといって成績が上がる・志望校に合格するといった成功の保証もないため、慎重に判断する必要があります。
そこで、本記事では
- 浪人で成績を伸ばせる5つのタイプ
- 浪人しても成績が伸びない3つのタイプ
- 成績が伸びない時に見直したい6つの学習習慣
- 成績を伸ばすためのおすすめ塾3選
について徹底的に解説していきます。
本記事を読めば、浪人した時に成功しやすいタイプかどうか、また壁にぶつかった際には何をすればいいのかについて理解できます。
実りある1年間にするためにも、浪人を悩んでいる方や今成績が伸びず困っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
浪人で成績を伸ばせる5つのタイプ
浪人で成績を伸ばせるタイプには以下のような共通点が存在しています。
- 行動計画を立てられる
- 継続が得意
- 生活リズムを整えられる
- 挫折や逆境に強い
- 得意科目・苦手科目がはっきりしている
浪人している方や浪人しようか悩んでいる方は、成績が伸びるタイプになれるよう1つでも真似できることから取り入れてみましょう。
1.行動計画を立てられる人
現役性と浪人生の一番の違いが、決まった授業が存在しないことです。
現役生は、学校に行きさえすれば授業や受験対策の時間が用意されており、さらにどの順番で学習していけばいいかについても先生に教えてもらえます。一方で、浪人生になった瞬間、24時間の使い方は自分自身に委ねられます。
自由になった24時間を、なんとなくで過ごしてしまうと、対策が間に合わないままあっという間に受験本番なんてことになりかねません。
自由で長い、浪人生活を有意義な1年間にするためには、行動計画を立てられることは必須スキルです。苦手な人は予備校や塾で学習計画を立ててもらいましょう。
2.継続が得意な人
現役生は夏頃にようやく全ての授業が終わり、さらに部活動も落ち着き、そこから一気に受験対策に集中するため、飽きる時間もありません。
一方、浪人生は4月から2〜3月まで遥かに長い受験対策期間が存在しています。対策期間のアドバンテージを活かすためには、毎日の継続が大切です。
しかし、継続してもサボっていても誰も褒めても叱ってもくれません。そんな環境の中でも、自分で立てた計画やゴールに向かってコツコツ続けることができる人は、浪人した際に大きく成績を伸ばせます。
3.生活リズムを整えられる人
自由度が高いのは学習計画や時間だけでなく、生活時間も含んだ24時間全ての時間です。この24時間のリズムをきちんと整えることで、毎日高い集中力で学習に臨めます。
逆に、生活リズムが整わないと、集中力は落ち、体調も崩しやすくなり、受験対策にとってネガティブな影響しかありません。
学校のように授業がないので、朝何時に起きなければいけない、といったこともなく、誰にも迷惑をかけないあまり崩れていってしまいやすいです。そこで、起床時間やご飯の時間、就寝時間など、毎日繰り返す行動に関しては自分なりの生活リズムを早い段階で確定させていきましょう。
4.挫折や逆境に強い人
浪人することは失敗ではありません。しかし、1年間周囲より遅れることから焦りや不安を感じる場面は何度も存在します。また、成績が常に上がり続けることもなく、時には悪くなったり、志望校の判定が良くなかったりと苦しい壁にぶつかることもあります。
これは浪人していれば誰しもがぶつかる壁です。そして、浪人を成功させるためには、この壁を乗り越える必要があります。
そのためにも挫折や逆境に強く立ち向かえる人は、浪人した際にも成績を伸ばし続けやすいと言えます。
5.得意科目・苦手科目がはっきりしている人
浪人時代の1年間は長いようであっという間です。そのため、どこに時間を使うかの優先順位が重要です。
現役時代、理系が強く文系が弱かった、など得意不得意がはっきりしている方は、集中して苦手に向き合うことで、成績を一気に伸ばせます。
得意は演習中心、苦手は塾などを活用して基礎から学ぶなどバランスの良い計画を立てることで、成績の底上げが狙えます。
浪人しても成績が伸びない3つのタイプ
浪人すると、丸1年間勉強に当てられるため、成績が伸びる想像をしている人も少なくありません。
しかし、以下のような人は浪人しても成績を伸ばしにくいです。
- 主体性がない
- 自律できない
- 強い意志がない
なぜ成績を伸ばせないのかについて解説していくので、もし現時点で当てはまっている人がいたら、内省して少しずつでも自分を変えていきましょう。
1.主体性がない人
主体的に行動できない人は、浪人しても成績を伸ばせない可能性が高いです。現役時代の教師や進路指導室のような存在は、浪人生になるとなくなります。
すると、勉強だけしていればよかった現役時代と比較し、
- 学習方法
- 受験大学のリサーチ
- 模試などの申し込み
など、自分でやるべきことがたくさん発生します。こういった勉強以外に関しても自らが能動的に情報を取りにいく必要があるのが浪人生です。誰かが言うまで待つ、といった心構えだとうまくいきません。
もちろん、最重要の学習についても自身でコントロールする必要があります。
2.自律できない人
自律、すなわち自分で生活をコントロールできない人は浪人に向いていません。
学習する時間の確保はもちろんのこと、起床時間や就寝時間、学習の順番や休憩時間のコントロールなど決められた時間は存在しないため、全て自身で決めて行動する必要があります。
ちょっとくらい、1日くらいが積み重なるとあっという間に受験当日になってしまいます。成功するためには、1年間を通じて、自分自身を律し続けていかないといけません。
3.強い意志がない人
最後は、強い意志がない人です。浪人すれば成績が伸びる、は大きな間違いであり、1年間努力し続けて、はじめて成績が伸びていきます。
志望校合格など、目的に向かって努力する強い意志がないと、1年間走り続けられません。現役時代の結果に不満があり、1年かけても結果を変えたいと思う人だけ、浪人に挑戦してみましょう。
浪人で成績が伸びない時に見直したい6つの学習習慣
浪人していると、成績が伸び悩む時期に必ずぶつかります。その壁を回避したり、乗り越えたりするためには、以下の学習習慣を見直すことが効果的です。
- 学習計画を立てる
- 生活リズムを整える
- 仲間や相談相手を見つける
- ゴールを強く意識する
- 程よく気分転換をする
- 定期的に振り返る
うまくいかない時期こそ、一度立ち止まって自分の学習習慣を見直してみてください!
1.学習計画を立てる
行き当たりばったりで勉強を進めていると、成績の伸び悩みに直面します。なぜなら、すでに出来ていることと出来ていないことが混同してしまい、簡単すぎる内容や難しすぎる内容に時間を使ってしまうからです。
効率的な学習を実施するためにも、学習計画を立ててください。1ヶ月の計画を立て、それを1週間ごとに落とし込み、最後に1日ずつの計画に割り振りましょう。
注意点は、計画には想像の3倍余裕を持たせることです。人間は自身の能力の3倍程度まで出来ると誤って認識してしまうため、思った通りに計画を組んでいくとどこかで破綻してしまいます。
最初から余裕を持った計画を立てることで、結果としてスムーズに進めることができ、自身にも繋がります。
2.生活リズムを整える
自分だけの生活リズムを作っていくことも大切です。起床の時間と就寝の時間を軸として、24時間の計画表を立ててみましょう。
生活リズムが整うと、勉強する時間には自然と集中力が高い状態になることができ、さらに自律神経も整うため体調も崩しにくくなります。
最初のうちは、うまくいかなくても問題ありません。2週間から3週間ほどかけて少しづつ理想の生活リズムを見つけていきましょう。
3.仲間や相談相手を見つける
浪人は孤独な戦いです。学校と違い、毎日誰かと顔を合わせることもないため一人で不安を抱えてしまいやすいです。
そこで、自分の苦悩や不安を吐き出すことができる仲間や相談相手を見つけることが大切です。特に浪人時代は、悩みを解決してもらうよりも、悩みを共感し、共に乗り越えていく仲間が欠かせません。
予備校や塾・学校で一緒に浪人している友達やSNS上で繋がった仲間など、見つけ方は様々です。遊び相手を見つけるわけではないので、1人で十分です。共に支え合い、切磋琢磨できる仲間を早い段階で見つけてください。
4.ゴールを強く意識する
浪人生のゴールは、受験当日に最高のパフォーマンスを発揮することです。
勉強していく中でうまくいかないことや成績の伸び悩みは誰しもがぶつかる壁です。そんな時を乗り越える一番の原動力が、浪人した目的=ゴールです。
スマートフォンの待受や勉強机の壁など、毎日目のつくところに目標を言葉にして貼っておくことで、自然と頭の中で意識され、苦しい時にももう一踏ん張りできます。
5.程よく気分転換をする
浪人生の目的は受験成功することですが、時々気分転換もしましょう。心と体をリフレッシュして、集中力を高める効果があります。
1日の中でリフレッシュの時間を取るだけでなく、2〜3ヶ月に1回は丸一日オフの日を作ってみましょう。その日は勉強を忘れ、普段時間がなくてできないことに挑戦してみてください。
気分転換して、モチベーションを高めることができれば、今まで以上のペースで学習に集中できるはずです。
6.定期的に振り返る
浪人は孤独であると共に、成果が見えづらいです。定期テストはなく、模試も全てを受けることは時間的にも金銭的にも難しいため、一部のみになると思います。
そこで、過去の模試や過去問を解き直したり、毎日どのくらい勉強を積み重ねているか可視化したりと自分なりの方法で進捗を振り返ってみてください。
成績が出ない時は、どうしても自己嫌悪に陥りがちだと思いますが、成果や進捗を振り返ることで前へ進んでいる実感を得て、また前向きに頑張ろうと思えます。
浪人で成績を伸ばすためのおすすめ塾3選
浪人した際、最初に悩むのが塾や予備校です。対面やオンライン、個人から集団まで幅広い選択肢が存在しており、自分に合った学習場所を探すことは簡単ではありません。
そこで、全国どこでも受講可能なオンライン塾の中から、特におすすめの3つについて紹介します。
- キミノスクール
- スタディサプリ
- 坪田塾ONLINE
塾を探している方や乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。
1.キミノスクール
キミノスクールは、偏差値14.8%UPの実績を誇るオンライン学習塾です。難関大講師が、受講生に合わせたオーダーメイドのカウンセリングから指導までを実施するため、効率よく成績アップに繋げられます。
自分一人では難しい学習計画を一緒に立て、その計画に沿って学習を進め、振り返りを行いながら着実に前に進めます。さらに、質問だけでなく進路相談も可能です。
充実の内容ながら、毎月定額で受け放題となっています。
今なら無料カウンセリングも実施しているので、この機会にぜひ一度ご相談ください!
2.スタディサプリ
スタディサプリは映像授業サービスです。講師・授業の質が高い映像授業が、合計4万本以上準備されており、気軽に自宅学習を行えます。
授業見放題のベーシックコースは年間2.6万円、専属コーチがつく合格特訓コースでは年間13万円と、個人授業がない分安く抑えられます。自分のペースでコツコツ進めていきたい方にはおすすめのサービスです。
3.坪田塾ONLINE
坪田塾ONLINEは映画「ビリギャル」のモデルになった塾です。教育心理学をベースに指導を行っており、プロ講師に勉強を超えた幅広い相談ができます。
対面塾はまだ全国に7都道府県しかありませんが、2020年にオンラインも始動しましたので、全国どこからでも受講が可能となりました。
勉強のやり方から教わりたい人にはおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、浪人の利を最大限発揮してみてくださいね!