英語の基盤は基礎!全ての試験に通じる勉強法とは?
英文法を覚える!
まずは英文法を確実に覚えましょう。
英文法が抜けているとはっきり言って話になりません。
数学でいえば、公式を覚えていなにのに問題に取り組むのと同じことです。
英文法を知っていないと、または、曖昧に覚えていては、文がなにを言おうとしているのか理解できません。
ですから、最初に確実に基本的な英文法を覚えてしまいましょう。
関係代名詞や関係副詞などを難しく感じる人もいると思いますが、覚えてしまえば何てこともないのです。whichはもの、whoは人、thatはもの、人を修飾する。ただそれだけなのです。
単語を覚える!
文法と一緒に英語を読む上で知っておかなければならないのが、英単語です。
英単語はひたすら暗記するしかありませんが、暗記する方法は人それぞれです。
暗唱して覚えても、ゴロで覚えても、書いて覚えても、見て覚えてもいいでしょう。
私の経験上、最も効果的な暗記方法は暗唱して覚える方法だと思います。自分の発した言葉を聞くわけですから、脳に刺激が多く効果的なのでしょう。
単語を口に出して言った直後にその日本語の意味を言うのです。私はこの方法で約3000語暗記しました。
だれでもできるので是非お試ししてください。
熟語を覚える!
単語の次に覚えるのは熟語だと思います。
単語だけ知っていても、熟語だと意味が変わるということがあるからです。
例えば、”when”や”come”といった単語を知っていても、 “when it comes to ~ing”の熟語の意味は”〜することになると”と言った風に単語だけ知っていても、熟語の意味は理解できません。
熟語の場合、声に出して暗記した方が覚えやすいと思います。
単語だけでなく、熟語も暗記しましょう。
基本事項を確実にする!
英文法、単語、熟語をほとんど理解、暗記したと思ったら、基本問題を扱っている問題集に取り組み、穴を埋めていくようにしましょう。
間違った問題を二度と間違わないようにしていくことが、英語の基本事項の習得につながります。
間違った問題はチェックをつけておき、電車などに乗っている時の空き時間を利用して暗記した方が効率的でしょう。
基本事項を習得することはセンター試験、国公立二次試験、私立大学の個別試験で十分な得点や合格点を取る上での必要条件です。
長文問題に取り組む!
基本事項が固まったと確信できたなら、今度は長文問題に取り組んで長文に慣れていく必要があります。
入試の英語で得点源になるのは、ほとんどの場合、長文です。
英語が苦手な人たちはそのほとんどが時間内に長文が終わらず、長文に取り組んでいる途中で焦ってわけがわからなくなると思いますが、これは長文に慣れていないという要素が大きいです。
200語、400語、600語と徐々に単語数を多くしていくと抵抗なく慣れていくことができます。
基本事項が固まったら、長文に慣れていきましょう。
リスニングになれる!
長文にも慣れて、やることがなくなったと思ったら、リスニングに取り組むのがいいと思います。
ただし、入試まで時間がある場合で、なおかつ入試でリスニングを使う場合です。
時間がないのなら、基本事項の習得と並行して、リスニング対策をしたほうがいいでしょう。
リスニングを使う人の大半がセンター試験で使うと思います。
センター用のリスニングの問題集に取り組むことはいいと思いますが、TOEICのリスニングの問題集に取り組むこともまた効果的だと思います。
また、リスニングは毎日欠かさず聞くことにしたほうがいいです。
私は通学で利用する電車に乗っている間、聞いていました。
まとめ
英語が苦手な人は、その苦手意識を払拭することを優先してください。
いつまでも苦手だからと英語の学習に取り組まないと、結局、痛い目を見るのは自分です。
英語の得点は一朝一夕で伸びるものではないので、日頃の学習を大切にして、毎日少しでもいいので、継続して勉強してください。
そうすれば、二次関数のように最初は点数が低くても、入試の直前期には高い点数を取ることができるようになると私は確信しております。