センター英語8割のコツとは?大問別センター英語対策!
アクセント問題の対策
第一問にアクセント問題が必ず出ます。200点満点中14点をアクセント問題が占めます。
完璧を求めるとアクセント問題を14点取りたいと思うでしょう。しかし、アクセント問題の対策は一番最後にまわした方が絶対にいいです。なぜなら、長文問題の一問あたりの配点のほうが高いからです。
アクセントは一問2点ですが、長文の一問は6点です。アクセントの位置は規則的に決まっているのがほとんどなので規則を覚えてしまいましょう。
例えば、語尾に”ate”がつくものは2個前の母音にアクセントがあります。
appropriateの場合、”ate”の2個前の母音、oにアクセントがあります。
例外もあるので、それは覚えるしかありません。
例えば、shampooの場合、日本語と違い、ooにアクセントがあります。なお、解く順番ですが、アクセントは配点が低いので一番最後にまわしたほうがいいでしょう。
穴埋め問題、並び替え問題の対策
第二問は穴埋め問題、並び替え問題が出ます。これらの問題は劇的に難しいというわけではありません。
ですが、基本を知らないと間違います。
例えば、’Did you have ( ) books?’という問題が出た場合、正解は”any”です。
しかし、疑問文や否定文で”いくつかの”という意味を表すのには”any”を使うという基本を知らないと”some”を選択してしまうでしょう。
このような基本を身につけましょう。並び替え問題にも同じことが言えます。こちらの問題も第一問と同様に、長文の後に解いたほうが配点の関係でいいと思います。
第三問の問題の対策
第三問には単語の意味を推測する問題、不要なパラグラフを取り除く問題、空欄に適切な文をいれる問題が出ます。これらの問題に共通していえることは、文章を全体的に理解できるかということです。
わからない単語があってもいいのです。自分のわかる範囲で全体的な意味を理解できるようにしましょう。
具体的には、流し読みをするような感じです。
これらの問題を扱っている問題集があるので、それを活用して一語一語にこだわらずに流し読みする練習をするのがいいと思います。第三問も第二問、第三問と同様、長文を解き終わってから解いたほうがいいでしょう。
第四問の問題の対策
第四問では長文や広告の設問に答えます。
ここでは、やや長めな長文と英語で書かれた広告が出ます。
長文も広告も難易度的には難しくありません。長文や広告は基本的な単語、熟語を知っていれば読めますし、単時間で終わります。
どちらにも言えるのですが、まず設問を見て、内容をある程度理解してから、文を一通り読んで、解答した方が時間のロスなくこなせると思います。
広告の問題はすべての文に目を通すと時間が余分にかかるので、設問にある単語と同じ単語を文の中から探し出し、その周辺部から答えを見つける方法が効果的だと思います。
第六問、第五問の長文を終えてから解くのが理想的だと思います。
第五問の問題の対策
第五問は長文が一題出ます。第五問の長文は長いですが、ここで時間を使いすぎると次のさらに長い第六問に使う時間がなくなってしまうので、出来る限り、迅速に解くようにした方がいいかもしれません。
長文は日頃、英文をよんでいるかどうかが高得点をとれるかどうかにつながります。
ですので、ここで得点を稼ぎたいと思うのなら、日頃の英語の学習を大切にしましょう。
毎日、短くてもいいので英文を読むほうがいいです。配点が一問6点と高いので、ここで大失点すると全体的な点数が下がることは避けられません。
長文は日頃の勉強で音読をすると、すらすら英文を読めるようになると思います。アクセントの対策より長文に時間を割いたほうが効率的です。解く順番としては、第六問を終えてから解くのがいいと思います。
第六問の問題の対策
第六問の長文は最も単語数が多いですが、盤石たる基本的な力があるのなら、なんら恐れることはありません。
文の内容は平易だからです。
ですので、第五問と同様に問題に取り組み一問も取りこぼさないように努めるようにしましょう。
ここも配点が高いので、8割から9割の得点を取りたい人にとってはかなり重要な問題になるしょう。
後から長文を解かなくていいといった精神的な余裕が出来るので、第六問は最初に解いたほうがいいと思います。
まとめ
センター英語は全体的に易しいので、とにかく基本的な英語の単語や熟語を知っているかどうかが関わってきます。
ですので、これらの知識は確実に頭に入れておきましょう。また、絶対になめてかかってはなりません。
私は英語は得意なほうで、模試では9割以上取れていたのですが、本番の試験では8割に下がりました。
これは、過剰に自信を持ち、対策にきちんと取り組んでいなかったことが原因だと思います。
ですから、謙虚な気持ちで本番まで対策に取り組みましょう。