英語で理想的な勉強法とは?効率的な英語勉強法で成績アップ!
何を優先すべきか
よく言われるのは、英単語をたくさん覚えることである程度試験に対応できる、もしくは文法は必要ない、などともいわれています。
果たして本当にそうでしょうか?確かに一定の効果も得られますし、何より単純な作業なので効率は良いように思えます。しかし、単語帳には大体例文がついていると思いますが、そこに書かれている例文の文法事項は見落としがちです。そのうえ、長文の中で単語の意味は分かるのに、内容が理解できないなんてことも起こります。
参考書の使い方
長文の問題集と文法書、単語帳などをそれぞれ全く関係のないジャンルのものを使っていませんか?
たとえば、ある時は単語帳を開き、ある時は長文を読み、その間、ほかに使用するものは辞書のみという人が多いと思います。しかし長文を読むために単語を覚え、作文を書くために文法を学びます。
よって、覚えたことを実践していかなければ意味がないのです。
そのためには辞書を使わないのも一つの手です。単語帳の索引を使用し、載ってないものだけを調べ、単語帳と何かしらの問題集両方に追加していく方法はおすすめです。
絶対にやり通す
何か一つ参考書や教科書をやりきると決めたら、途中でほかの参考書を見てはいけません。隣の芝生は青く見えるからです。そして何より、自分のレベルにあっているものであれば、一周するのに何週間もかかりません。もし難しめの物に挑戦するのであれば、これなら三日で終わると思えるくらいのものにしましょう。なぜなら、段階的に進んでいけば、難しすぎて進むのがものすごく遅くなる、ということはまず起きませんし、限られた受験期間の中でいくつもの分厚い参考書をこなすことは不可能です。
スピードの向こう側
英語では特にスピードを重視しましょう。例えば、how are you?と言われれば、誰でも意味は分かります。何も考えるまでもなく自然と理解しています。
すべてにおいてこの感覚が大事になってきます。そして、how are you? の答え方は本当に無数にありますが、この答え方を考えるだけでも相当な勉強になりますし、結構な時間が使えます。
何が言いたいかというと、皆さんがすでに知っている知識を広げ、広がった知識を無意識に使えるようにするという感覚で勉強していれば、わからなくて悩む時間が極端に減ります。
勉強法
まずは単語集、一つやりとげてください。大体3日くらいで一周しましょう。そして文法と短めの例文付きの参考書、または教科書を読み、わからない単語は単語帳で調べます。all in oneなどがおすすめです。そのあとはひたすら長文読解をしていきます。その間、単語帳で調べつつ、たまに暗記、例文集で文法の確認を繰り返します。
気が付けば例文集と単語帳は10周目くらいに突入しているはずです。受験最後まで使えるようなものを選び、試験のその日まで使いましょう。東大英単熟語がおすすめです。