医学部受験者必見!メディカル系国立大学の英語攻略法
①センター試験を突破
当たり前ですがセンター模擬試験をたくさん経験して傾向を必ずつかんでおきます。時間を計って20分ほど短めに見積もるとよいと思います。二次試験よりは簡単ですが、私が難しいと感じるのは大問2の文法問題です。しかし1問2点という配点をみるとあまり神経質にならなくても大丈夫です。
②センター試験の配点について
ではどこで点数を稼げるのか考えます。配点の高い後半です。ちょっとしたパッセージからの問題でも1問あたり4~6点です。何が書かれているのか、内容理解においては、単語力と時制の理解が必須です。文法でいうと特に仮定法は大切です。
③国立大学医学部の二次試験とは
パッセージを読んで、自分の意見が求められる出題があります。その場で考えてそこでひらめきがあるかどうかは、個人差があります。それはその時までの経験や知識の差かもしれません。ニュースを見たり新聞を読んだり、普段から見聞を広めておく必要があります。家族で話し合ったり、意見交換をすることも重要です。
④二次試験ででてくるメディカルターム
“door knob question”とは何でしょう?ドアノブクエスチョン???と頭を悩ましますが、「初診患者が診察室を出る直前に、ドアの取っ手に手をかけた状態で医師の方を振り向き、一番聞きたい質問を投げかけること」をいいます。ではもう一つ”embryo adoption” この言葉を耳にしたことはありますか?adoptionは分かりますがembryoが難しいです。これは「胚養子」のことです。これらは2014年度の二次試験で取り扱われています。つまり学習幅を、学習分野を広げておいて欲しいのです。
⑤今、何をすべきなのか
いろいろなパッセージを数多く読むことです。そして単語との出会いを大切にします。メディアで扱われる医療問題や今話題になっている問題に敏感になることです。具体的に例を挙げると、NHK英語ニュースのヘッドラインだけでもいいのでチェックします。そして身近な人と意見を交わすことです。
⑥そもそも英語という科目とは
範囲があってないような科目と感じたことはないでしょうか?単語や表現に関してはキリがありません。逆に言えば、いくらでも前倒しして自分で学習を進めることができる教科です。とにかくはやめにとりかかって英語の単語力をつけておくことをお勧めします。