定期テストで内申点稼ぎ!!テスト勉強の秘訣とは
はじめに
定期テストは大学入試に比べて、教科数は多いものの勉強範囲は狭いので、
受験勉強のように長い時間を費やさなくても、効率よく短時間で高得点が望めます。
定期テストにおいて一番重要なポイントは
「たくさん勉強する」ことではないと私は思っています。
もちろん、定期テストにでる問題が受験に出る可能性は大いにありますし
すべてのテストに全力でとりかかるべきです。
「テストのための勉強」はよくありません。
しかし、やることが山ほどある受験生向けに
あえて「定期テストのための勉強法」を紹介しようと思います。
勉強範囲を狭める
定期テスト1~2週間前になると、テスト範囲が教えられると思います。
実はこの時がとても重要です。
忙しい受験生が、指定されたテスト範囲をただ素直に受け入れて、
主要教科のみならず副教科もすべてこなす事は不可能かと思います。
だからといって捨てるわけにもいきません。
そこで大切になってくるのが、いかに勉強範囲を狭めるかです。
私の高校では、優しい先生の場合テスト範囲発表時
どこがでるのか、どれがでないのか・・・などなど質問タイムが始まったものです。
この質問で勉強しなければいけない範囲がグッと狭まりました。
しかし厳しい先生からも聞き出さなければなりません(笑)
「どこが出ますか?」という質問は明確でなく答えずらい質問です。
気分を害してしまう先生がいらっしゃるかもしれません。
「どこが出ますか」ではなく「ここは重要ですか」と尋ねたり
資料など細々しているところは「ここがなかなか覚えられません」と尋ねれば
「ここは出さないよ」と言われたり「なら、この1文だけは覚えなさい」と言われたり
とても貴重な情報を自然な流れで聞き出せるわけです。
卒業した今だからこそ思うことですが
質問されて嫌な先生はいないと思います。
質問の言い回し、内容に気をつけてどんどん質問していいと思います。
楽をしたいという思いよりも、「熱意」を伝えられれば
この子はいい点とりたくて頑張っているんだなと受け取ってもらえるはずです。
過去問入手
模試や入試との大きな違いは、問題を先生がつくるという事です。
先生によって、同じ問題でも全然ちがうものです。
例えば、生物のテストで言えば「人の構造」などの図は
どの図をつかうかによって、位置や形まで全然違うわけです。
重要だと思う内容も先生によってバラバラです。
ここは太字じゃないから大事じゃない、資料からは出ない、と思ったのに出てしまった・・・
というケースは多いはずです。
先生はなにを出すのか、上記した通り質問することが大事なのですが
過去問にもこの情報は山のようにのっています。
「過去に先生ご自身がつくったもの」はとても貴重です。
案外同じ問題がたくさん出るのです。
また、解答欄は何年経っても同じですし、出題順などは変わりません。
それだけでなく、挿入する図はほぼ同じものを使います。
テストにでた図が、見たことがある図だということはかなり有利なことです。
ぜひ先輩から過去問を入手してください。
教科書かノートかプリントか
先生に質問して、範囲が狭まり
過去問を目にして傾向がだいぶつかめたら
最後に何を中心に出題されているかを知る必要があります。
「なにから出ますか?教科書ですか、ワークですか etc」と聞いてしまいたいところですが
先生は全部重要だから全部勉強しろと言うでしょう。
そのとおり授業で使った教材はすべて大事です。
しかし、先生が問題を作成する際
なにか1つに偏ってしまう傾向があるのは事実です。
すべての教材を一度はやっておくべきですが、テスト直前の休み時間や
本当に時間がなくなってしまったとき
何を見たらいいのか明確にしておくと良いですね。
解かなきゃ分からないところが分からない
試験形式は「問題を解く」ことです。なので問題を解かなければなりません。
より短時間で勉強を済ませたため、抜けている内容もある事でしょう
それを補うために問題を解いてみて「解けない問題」を洗い出す必要があります。
なので問題集やワークはあるならばやっておくと良いでしょう。
そしておすすめなのが、友達と問題の出し合いをすることです。
自分ではない「他者」からは意外と予想外の問題が飛び出します。
これがテスト本番でなくて良かったと思うでしょう。
問題をだす側も何を出そうかと考えるので、先生と同じ立場に立つわけです。
休み時間などを活用していろんな問題を出し合ってみてください。