リハビリ専門職に興味のある方へ!
リハビリテーションとは?
リハビリテーションは能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいるとWHOで定義されています。
要するに、障害により出来なくなったことを能力の改善や代償手段などで可能にし、再び社会生活に戻れるように支援することをいいます。
どんな職種があるの?
リハビリテーションで代表的なのは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士です。
理学療法士は寝返り、起き上がり、歩行などの基本的動作と言われるものに対してアプローチするのに対し
作業療法士は理学療法士のやる基本的動作を使用した応用動作の訓練を行います。食事、整容、入浴、トイレなどの日常生活動作の訓練がそのうちの一つとなります。また、精神科の病院でも活動しており、精神へのアプローチも行っております。
言語聴覚士は、ご飯や飲み物を上手く飲み込めない人に対し、嚥下・摂食訓練を行い、失語などにより上手く言葉が話せなくなった人に対して言語訓練を行います。
主にリハビリテーションではこの3療法が協力しながら患者さんに治療をしています。
私の体験談(良い面)
私は作業療法士として病院で働いています。
その中で、作業療法士になって良かったなっと思うことはたくさんあります。
1.患者さんの障害が改善していき、元気になって退院され、感謝されるときですね!やってて本当によかったと感じます。
2.患者さんは人生の先輩ですので色々な事を経験してきており、幅広い知識を教えてもらえ、自分のためにもなるところですね!自分の成長のためにもこの仕事はいいなと良く思います。
3.リハビリ中、一緒に作業を行いながら楽しく同じ時間を過ごせている時もですね!患者さんに楽しんでリハビリを行ってもらえるように良く話を聞き、必要なことを探し、それを楽しみながらリハビリできるぐらいの精神的なサポートが上手くできているときは嬉しいですね!
私の体験談(悪い面)
この仕事ではたくさんの良い面がありますが
悪い面ももちろんあります。私が経験した中では
1.患者さんにも様々な人がいるためその相手をすることは難しいことです。見覚えのないことや小さなことでトラブルになることもあります。今でも苦労しておりますが、良く話をききコミュニケーションを取ることで解消できることもあるのでその技術の習得が必要になります。
2.担当患者さんが亡くなられる時です。最初の頃はなかなか立ち直れないこともありました。次第に、患者さんが亡くなる前に今までの人生が良かったと思えるように、楽しんでリハビリを行えるよう精神的なサポートをしながら接することを学びました。なかなかこれに関しても難しいですが、とても大事な仕事なのでやりがいのある所でもあります。
就職、給料について
この点についてもかなり気になるところだと思います。
リハビリ専門職の大学や専門学校が増え続けておりますが、現在では場所を選ばなければ就職はほぼ可能です。
また給料に関しても、生活に支障がないくらいもらうことができ、住宅ローンの審査でも比較的簡単に通る程、安定した収入を得られる仕事であります。
まとめ
リハビリ専門職は患者さんの為になりすごくいい職種だと私は感じております!
将来リハビリの道に進もうと思っている人は良ければこれを1つの意見として参考にしてもらえればと思っています!