東大ってどんなところ?他大学とは違う東京大学の特徴!
学事歴
要するにカリキュラムのことですが、東大でホットな話題です。東大では、2015年度から大幅にカリキュラムが変わり、105分授業、ターム・セメスター制を導入しました。ターム・セメスター制とは、一年を四つのタームと、二つのセメスターに分ける制度で、柔軟な受講を可能にする制度です。実際、ターム制の授業はあまり多くないので特に変化は感じません。学事歴変更をめぐっては、105分授業に対する学生および一部教員の不満が噴出しています。105分も集中できないし、シルバーウィークが消滅するなど、つらいです。
ユータスくん
東京大学の学生向けのサイトである「u-task」のマスコットキャラクターです。u-taskのサイト上では、本日のユータスくんや、ユータスくんぬいぐるみの作り方という、どういうわけか充実しているサブコンテンツがみられます。グッズもあり、学事歴カレンダーではユータスくんが活躍しています。かわいいユータスくんとは裏腹に、実際の教務課は締め切りに厳しいことで知られています。画像は、東大LEGO部の作った作品で、部のブログから引用させていただきました。
イカ東
東大のご当地ファッションのことで、「いかにも東大生」の略です。メガネにチェックシャツ、さえない風貌の東大生を揶揄した言葉で、ネガティブな響きがあることに注意しましょう。東大生のなかにはおしゃれな人、チャラい人、いろいろおり、「いかにも東大生」というイメージも変わってくるのではないでしょうか。東大に入って、ポジティブなイカ東ファッションを生み出してみてはいかがでしょうか。万物が流転するように、イカ東も変わり続けます!?
逆評定
東大のサークルである時代錯誤社が300円で販売している情報誌の名前です。学生のアンケートを元に作られた、講義の評価や単位の取りやすさが載っており、学期のはじめに売り出されます。単位の取りやすい教員のことを「仏」、取りにくい教員のことを「鬼」と言っています。個人的な意見ですが、たしかに読み物としては面白いですが、実際に役に立つかというと微妙なところだと思います。やはり興味のある講義を取るに如くはないでしょう。
シケプリ
どこの大学にもあるようですが、試験対策プリントのことです。東大にはシケ対という非公式の役職がありまして、学生が単位をめぐって団結する文化があります。ただし、シケプリに頼っていると痛い目にあいます。良い子の皆さんは自分で勉強して、自分の力だけで単位をとりましょう。東大の教授たちもそう願っておりますぞ。(自戒を込めて)
さいごに
さいごに東大の総長でいらっしゃる五神真総長が、入学式の式辞で述べた一節を引用して受験生へのメッセージとしたいと思います。
「最後になりますが、何事を成し遂げるにも健康が第一です。その為には規則正しい生活をすることがなによりです。規則正しい生活をする秘訣をお教えしましょう。まず、朝、きちんと起きて朝食をしっかり食べること、そして授業に出席することです。
「知のプロフェッショナル」を目指して大きく成長してください。皆さんのご健闘を祈ります。」