小論文が分かれば面接にも活きてくる! 必須6項目で自分の主張を伝えよう!
i) いろいろな意見を読んでどう思う?
毎日 普通にSNSやネットのコメント欄など 色々な場面で様々な意見が見られますが、読んでみてどう思いますか? たくさんの考え方や視点があって面白いですよね。特に自分の思ったことや考えと同じだととても共感しますし、「なんかヘン!」だと感じれば つまらなくて読む気がしませんよね。
小論文もこの日常的なことと同じです。
ii) 無意識に押している“いいね!”ってなんだろう?―「同意」や“いいね!”が多いわけ
他人の意見を「面白い」と感じるのは、単純に 直感的な共感とその理由に納得するから(=いいね!)です。
ただの意見はうわべだけで内容が空っぽですが、筋が通っているから評価が高い(=いいね!が多い)のです。
これらが揃っていれば 読み応えがある文章となり、小論文では、その「面白い」が重要な鍵となり読み手の感心のドアを開きます。
iii)「そんなんじゃ“個性的”じゃない!」「それじゃ合格出来ない!」と思う前に…
最近いつも「個性が大事!」と言われているのに、他の受験生と同じ様な意見なら つまらないからマイナスじゃないの? と思うかも知れませんね。
確かに「他の人にはない自分だけの長所・短所を大切に」というのが先生や親、大人が若い人に願う考えで 筆者もその一人です。
なぜなら それが「唯一無二のあなた=個性」だからです。
iv)「根拠」ってなんだろう? 「根拠」の持つ役割はシンプルだけどデカい!
そのあなたから生まれた考えはオンリーワンで、個性的でも 平凡でも、自分なりの解釈と納得できる「根拠」が伴っているはずです。
逆に、なぜその考えに至ったのか という理由(=「根拠」)がなければただの意見の羅列になってしまうからつまらないのです。
「根拠」はどんな意見にも厚みを増し 読み手をどんどん引き込みます。
v) 意外とカンタン! 『小論文』は他の科目とソックリ!
「根拠」とは具体的に 例えば、数学に置き換えると 証明問題と同じで、答えに至るまでの経緯を数式で列挙していきますよね? 「A+B=CだからCはAにBを足したものである」の様な感じです。現代文であれば 読解問題と同じで「○○だから△△だ」の様な感じです。
これを踏まえ、小論文では以下の構成で自分の考えを根拠づけてまとめます。
vi)『小論文』で自分の意見を存分に主張しましょう!
実はこの記事は
i) タイトルの説明
ii) i)の根拠
iii) ii)に対する読み手からの反論を予想
iv) iii)に対する自分の主張
v) iv)の説明と読み手への説得
vi) まとめ
となっています。とっつきにくかった小論文がシンプルだということをお分かりいただけたと思います。
あとは論述力を付けるべく練習です。あなただけの、独自の論説は読み手や相手(面接官)に大きく伝わります!