勉強嫌いな受験生の共通点発見!勉強嫌いを克服する方法!
①そもそも、なぜ勉強が苦手なのか?
勉強が嫌いといっても、その度合いは人それぞれだと思います。
「英語は好きだけど、数学は嫌い」
「英語で話すのは得意だけど、文法は苦手」
といった感じではないでしょうか。
では、なぜそうした苦手意識が生まれるのでしょうか?
答えは簡単です。
「難しい」からです。
自分でその問題を解くことができないからです。
② 一流の野球選手=一流のサッカー選手、ではない
「何を当たり前なことを…。」と思われるかもしれませんが、このことを理解することは非常に大切です。
たとえ話で考えてみましょう。
野球は主に手を使うスポーツです。
打者はバットでボールを打ち、野手はグラブでつかみます。
一流打者は3割打ち、ピッチャーは150キロ以上の球を投げます。
では、こうした一流の野球選手がサッカーに転向した場合、すぐに活躍できるでしょうか?
…できませんよね。当然です。競技の「ルール」が違うからです。
たとえイチローといえど、サッカーでレーザービームを発揮した時点で即レッドカード、退場です。(スローインならいいじゃないか、という的確なツッコミは華麗にスルーします笑)
ルールが違うということは、プレイの仕方や練習内容はがらっと変わる、ということを意味するのです。
極端なたとえですが、つまりは勉強ができない=ルールがわかっていない、ということです。
そこでまずはルールをしっかり把握し、それに沿った練習が必要だということです。
③「難しい」を克服するには?
では、ルールを把握し、苦手を克服するにはどうすればいいのでしょうか?
まず、自分がどのぐらいルールを把握しているか=その科目をどれくらい理解しているのか、自身の実力を把握することが大切です。
そこで、自分自身が
「こんなん簡単に解けるよ」
という問題からスタートします。
例えば、高校2年生であれば、
中学1年生の問題集から勉強をはじめます。
この手間が、後々の成果に大きく影響してきます。
④ 「簡単な問題」って何?
ここでいう簡単な問題とは、答えなんか見なくても正解が導けるような問題のことです。
問題を小馬鹿にするぐらいの勢いでさくさく問題を解きましょう。
どうでしょうか?きっと簡単なはずです。勉強といえど、さほど苦ではないはずです。
むしろちょっと勉強が楽しいと感じるのではないしょうか?
それはそうです。高校生が中学生の問題を解いているのですから。
それでもたまに、頭を抱える問題が出てくるはずです。
おめでとうございます!
そいつがあなたを勉強嫌いに導いた犯人です。
⑤ 簡単な問題が把握できたら
これで、あなたが勉強を苦手になった理由が判明しました。
次は、その犯人のことをこれでもかというぐらい、徹底的に知り尽くします。
「次会った時は覚えておけよ、絶対解いてやるからな!」
というセリフを吐きたくなるぐらい、徹底的にその問題と向き合うことが重要です。
すると、これまで苦手だった問題・科目が苦手じゃなくなります。
こうしたステップを踏むことで、勉強への抵抗感が徐々になくなっていく、というわけです。
⑥ まとめ
以上、これまで書いたことを簡単にまとめます。
(1) 簡単な問題から勉強を始める
(2) 苦手な問題に出会ったらわかるまで解く
(3) 問題を解くという達成感、苦手を克服するという達成感をダブルで味わう
「高校生にもなって中学生の問題なんて…」という恥は一度捨てましょう。変なプライドよりも、まずは基礎を固めることが重要です。勉強で行き詰まりを感じている人は、ぜひ実践してみてください。