計算ミスをなくすには!?たった2つのことを意識しよう!
たった1つの計算ミスが、合否を分けるかも?
模試や普段の勉強であれば、「分かっていたけどミスしてしまっただけ」ですませてしまいがちではないでしょうか。
しかし、本番の受験でそんなことになったらそれは、合否を分ける1点になりかねません。
たかが計算ミス、とバカにするのではなく、なぜ計算ミスをしたのか、どうすれば次から計算ミスをしないのかまで、きちんと考えましょう。
ここでは、そんな計算ミスを抑えるコツを紹介します。
計算ミスをなくすコツ①きれいな式を書くことを心がける
計算ミスをなくす第一のコツ、それは丁寧な計算式を書くことから始まります。
これが最も大事だといえるでしょう。
センター試験のような、答えだけを出させる上に、計算スペースの小さい問題では特に、右に左に、と乱雑に式を並べがちになりがちな人が多いようです。
しかし、成績の良い受験生は、きちんとこの問題はこの場所、次の問題は少し離してこちら、と、きちんと自分がどういう順番で計算をしていったのかが分かるようにしている人がほとんどです。
それを怠っていると、どれがその問題の式かわからなくなったりして、計算ミスを誘う原因になります。
計算ミスをなくすコツ②しっかりとした見直しを行う
もう1つの計算ミスをなくすコツ、それは、しっかりとした見直しを行うことです。
「見直しをする時間なんてない」や「見直ししても結果は変わらない」
という受験生を見かけますが、たとえば最後の10分かけて次の問題を解き始めるよりは、その10分間でそこまでに解いた問題の答えを確認するほうが、得点につながりますし、効率も良くなります。それに、意外と集中して問題を解いているときに、ふとした簡単な四則演算のミスをしても気づかないものです。見直しはしっかりと行いましょう。
それに加えて、ここでも、きれいに式を順序に沿って並べましょう。既に解いた問題で、式が汚く書かれていると、もう1度手で計算しなくてはならなくなります。
するとどうしても、見直しするのにも手間がかかると感じてしまいます。
私自身昔から、計算式と計算を同じスペースに書き込んでしまい、どういった過程で自分が計算したかがあとで見てから分からなくなっていました。それを直すようにしてから、模試での数学の点数が安定するようになりました。
きれいに並んでいれば、おかしいところがあればすぐに気づくことができます。
ですから、見直ししやすくするためにも、きれいな式を並べることを心がけてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
計算ミスは軽視されがちですが、無視していれば致命傷になりうる項目です。
今から意識して丁寧な式を書くことと、こまめな見直しをすることを実践しておけば、受験本番までに身に付くこと間違いなしです。
それは間違いなくあなたの合格の助けになってくれるでしょう。
また、普段から丁寧に式を書いておくことは、計算ミスをなくすだけでなく、勉強しているときの採点の際にも、とても有用です。
自分はここで考え方や計算でのミスをしていた、というのが式を見れば一目瞭然になりますから、復習もとてもしやすくなります。
是非計算ミスをなくして、成績のアップ、合格への道を突き進んでください。