数学は午前中に?午後一番は好きな教科を!勉強に適した時間とは
勉強の前に運動?
朝起きて朝食を食べ、さぁ勉強しよう!という前にやってみてほしいことがあります。運動です。適度な運動は脳を活性化し、勉強をはかどらせます。運動といっても汗をかくほどしっかりした運動は必要はありません。むしろ、怪我をしてはいけないので軽く体を動かす程度が望ましいです。家の中でラジオ体操をしたり、犬とゆっくり散歩する程度で大丈夫です。軽く体を動かしてリフレッシュしましょう。
数学・物理・化学など理系科目
数学や計算が必要な物理、化学、生物などは午前中にやりましょう。脳の働きは起きてから数時間かけて活発になり、午前10時がピークとも言われています。頭を使う科目は午前中にやるのがベストです。
数学が苦手な方や、数学IIICや物理IIなどはやり始めると時間がかかってしまいます。午後に時間がかかる教科をやってしまうと、もう夕方だ!と焦る気持ちが出てきてしまいます。夜にやれば眠る時間が遅くなってしまいそうですね。
やる気がでない時には得意科目を
先述した通り午前中には理系科目をやるのがオススメですが、理系科目が嫌いな人にとっては少し難しいでしょう。そこで、エンジンがかかるまでは得意科目をやるというのも同時に勧めておきます。ただし、必要以上に時間を割いてはいけません。得意科目というのは何時間もやらなくていいはずです。なので最初の30分、1時間だけ、とタイマーをセットして勉強し始めましょう。自分が勉強モードに入ってきたな、と思ったら理系科目の参考書を開いてみてください。
これは、お昼ご飯を食べた後、午後一番にも通用する話です。ご飯の後は眠くなってしまうものです。午後の勉強は好きな科目から始めましょう。
暗記科目は夕方から夜にかけて
化学、生物、社会、英単語などは夕方から夜にかけて勉強しましょう。1日勉強した頭は疲れてきて、考える教科をやってもミスが増えてしまいます。また、夜寝る前に暗記科目をやるのも効果的です。寝ている間に記憶が整理され、覚えたことの定着が期待できます。
夜は1日のまとめを
1日勉強した日の夜はあまりがっつり勉強しないことをお勧めします。ゆっくり休みましょう。寝る準備をする前にその日にやったことを思い出してください。数学はあんな問題をやったな、こんな単語を新しく覚えたな、そういえばあの問題の答えはなんだっけ…など朝やったことから順に思い出してみてください。その中であれはなんだっけ?と気になるものがあれば少し調べてもいいでしょう。
また、明日は今日できなかった問題をもう一度やってみよう!と思うと明日へのモチベーションアップにつながりますね。
どうしても眠くなってしまったら
午後になって、疲れてくるとやってくるのが眠気です。眠たいと集中力も切れて、効率的に勉強できるとは言えません。どうしても眠たくなってしまったときには、コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物を飲んだ後、10分ほど昼寝をするのがいいです。カフェインを摂取した後、吸収されるまでに時間があきます。その空き時間を仮眠にあてることで、起きたときにカフェインの効果が現れすっきりと目覚めることができるのです。完全に横にはならず、座ったままデスクで仮眠する方が起きる時に楽でしょう。