自由英作文で満点を取る勉強法! 二次試験対策にぜひ押さえたい!
面倒がらずにまず挑戦
2015年筑波大学
次の英文の主張に対する反論を80語程度の英語で書きなさい。(句読点は数える必要はありません。)
High school students often complain that they are too busy and have no free time. However, they do have a lot of time for hobbies and sports. Many students also spend several hours every day in convenience stores with their friends. They also play computer games and chat with their friends on their mobile phones until late at night. So, high school students have a lot of free time.
最近よく出題される「自由英作文」の問題です。問題を見るだけで怯んでいるあなた、怖くない、怖くない。それどころか、どうぞ点を稼いでくださいと語りかけているのですよ。
押さえるべき6つのポイント
キーポイント その1
まず設問をよく読むことです。この英文が主張していることの反論を要求しているのですが、緊張しているときにはそれすらできなくなっている受験生がいます。ひどい場合は、設問を日本語に訳す受験生もいます。
キーポイント その2
次は英文を読んでいくのですが、それほど難しくないですね。でもなかにはcomplainという単語を覚えていない人がいるかも?でも気にしない!一番重要なのは、Howeverです。ここで前文とは逆のことを書いているわけですから、complainがわからなくても、あとの部分が理解できればいいのです。
キーポイント その3
あとの文を読むと、高校生はコンビニでだべったり、ゲームで遊んだり、携帯をいじったり、高校生は暇であるということを書き連ねています。でもすべてを理解する必要はありません。
ようするに、「高校生は暇である」。そのような主張をしているだけですね。
あなたはその反論を書けばいいのです。
キーポイント その4
まずは書きたいことを自分の頭の中で「簡単な日本語」でまとめてみましょう。箇条書きにまとめるのもいいですね。
・高校生は暇ではない。
・部活がある。
・宿題がある。
・テストがある。
・そういうわけで、高校生は暇ではない。
これだけでは80語に届きません。ですから少し具体的な理由をつけ足しましょう。そしてわからない英語表現があれば、課題文の表現をそのまま使ってもかまわないのです。
キーポイント その5
なるべく「簡単な英語を使って」書いてみましょう。できれば中学生レベルで。そうすれば減点が少なくなります。無理をして難しい表現を使って減点されるよりも、きちんと相手に伝わる文を書けばいいのです。
キーポイント その6
最初か最後に、自分は反対であるという意見をはっきり書きます。これが文全体に説得力を持たせます。
皆さん出来ましたか?
I think high school students are very busy.
The first reason is that they have to do club activities such as baseball, football, volleyball, and basketball.
The second reason is that they also have to do their homework such as Japanese, math, science, English, and history. There are a lot of things that they have to learn by heart.
The third reason is that they have to prepare for school examinations.
That is why high school students do not have a lot of free time.
はい、これで85語になりました。
最後に
どうでしょう?この中でバレーボールとか、数学とか、
スペルに自信がなければ書かないでください。
無理な表現で減点されてはつまらないですよね。
最後に、人称による動詞の変化や時制に間違いがないかを確認してください。
筑波大学が採点に減点方式だけを採用しているとしたら、
上記のベタベタな中学英語でも、見事満点が取れるのです!