世界史を暗記する前にまずこれ! 教科書をただ読むだけで暗記効率化
先入観を無くそう!世界史は暗記科目じゃありません。
世界史は用語を覚える暗記科目。そう思っている受験生の方も多いのでは無いでしょうか?
私もそう思って、最初は教科書を読みながら重要単語を5回ずつルーズリーフに声に出しながら書いて覚えようとしました。でもなかなか頭に入って来ないし、集中力が続かなくて飽きて辞めてしまうを繰り返してしまう。
そんな方にやってみて欲しいのが、好きなこと・興味があること・今テレビでやっているニュースと世界史を一緒に覚えることです。
世界史が得意科目になれた、そんな私の方法をご紹介します。
世界史を物語として読んでみよう!!
用語を覚えようとすると教科書が進まない……。
そんな経験ありませんか?では覚えようとせずにまず、さらっと教科書を最初から最後まで読んでみて下さい。意外とさらっと1冊読み終わってしまいます。
それに感じ方には個人差がありますが、実は歴史の教科書って覚えようとしないで読むと物語みたいになってるんです。実際私は用語に集中しないで勉強と思わず読むと、結構楽しかったり歴史上の人物の判断に感心することもありました。
テレビとかで歴史に絡めたドラマ(フィクションであっても)やってると見ちゃいますよね?
そんな感覚になる方もいますし、用語で立ち止まることもないので、用語を詰め込むより苦痛を感じずに読めると思います。
読書だからって長時間読む必要はありません
読書のイメージって長い時間必要でしょ?他の勉強もあるんだけど……。
そう思う受験生の方も多いと思います。でも大丈夫。そんなに長時間読み続ける必要はありません。
電車通学だった私は、電車の中でだけ世界史の教科書を読んでました。教科書を授業中以外で開いていたのは基本的にその時間だけです。
電車に乗ってる時間は片道1時間も無かったので、全部を一気に読み切ることは出来ません。世界史って範囲広すぎますから。
ただあくまで楽しい読書なので、行きの電車が駅に着いたら栞を挟んで止めちゃいます。そして帰りの電車でまたそこから読み始める感じでした。もちろん、一緒の電車の友達とがいる日は読まない。みたいにメリハリも集中力を逆に上げてくれます。
息抜きは多少なりとも必要です。
通して読むと用語も覚えやすくなる
「でも、受験で大切なのは用語でしょ?のんびりしてらんないよ」
こんな声が聞こえて来そうですね。でも、実は通して読んだ方が暗記が出来るようになるんです。
通して読むと、楽しいだけではなく全体の流れが見えてきます。そうすると「ここら辺でこの事件があった。その時の登場人物の名前がこの人」と逆に用語を覚える近道になるんです。特にマヌエルさんなど似たような名前が多い世界史では、ごちゃ混ぜになってしまうのを防いでくれます。
用語にマーカーを引いておけば通して読むだけでも印象が脳に刻まれるので、後々用語のみ覚える時でも記憶に残りやすいのでオススメです。
授業中の小ネタを書き込んでおくと効果UP
先生が授業中に「実はこの人、すごくプレイボーイだったんです」みたいに小ネタを挟んでくれることってありませんか?
実はそれがチャンスなんです。一見ネタのコメントに聞こえる発言や歴史上の人物の発言でも「面白いな」と思ったことを教科書の余白に書き込んでおくと、通して読む時に読書を楽しくするスパイスになります。
それに元々先生がネタにすることって、重要人物やそれと絡んでたり、重要用語だったりしますから、楽しいだけじゃなく重要なものを頭に自然に刻んでくれるんですね。
小ネタって偉大です。
まとめ
暗記科目という言葉に縛られていると、用語に集中してしまい、覚えられないと本当に嫌になってしまいますし苦手な教科のレッテルを貼ってしまいがちです。だから「得意科目は楽しくて、苦手科目は嫌い」だって思ってしまいます。言い換えれば「楽しいから(出来るから)得意科目で、嫌い(出来ない)だから苦手科目」なことが多いんです。ということは
「楽しくすれば、自然と得意科目になることもあるしやる気も出る」。
世界史が苦手な皆さん。
まずは通して読んでみることから、始めてみませんか?