may as wellとmight as wellの違い!|英語勉強法
何かと登場する may as well と might as well ですが、ほとんどの場合は may でも might でも使用されます。
しかし、この may as well と might as well の二つには違いがあるの?という疑問もあるかと思います。
ここでは、そんな may as well と might as well について整理していきます。
いくつかのポイントをおさえていきましょう!
may(might) as wellの意味
may as well も、might as well も、一つの助動詞として考えると、後ろには動詞の原形が続きます。
may as well でも might as well でも使用できる場合として、
「~してもよい」
「(他にすることがなければ)~したほうがよい」
という意味になる場合があります。
「~したほうがよい」という意味になるものの、そこまで強い意味ではなく、「他にすることがなければ、~したほうがよい」くらいの意味合いになります。
どちらかというと、「~してもよい」の意味になるのが特徴です。
You may as well study English now.
You might as well study English now.
という文なら、両者とも、
「あなたは今英語を勉強したほうがよい。」となりますが、これは、ニュアンスとしては、「他にすることがないのなら、今英語を勉強してもいいんじゃないか」のような意味合いになります。
「~してもよい」くらいのニュアンスになります。
このような場合では、may も might も同じように使われています。
may as well の後ろにも、might as well の後ろにも、study という動詞の原形が続いていますね。
ちなみに、may(might) と as の間に just を入れる場合もあります。
may just as well
might just as well
のような形です。
このときも意味としては同じです。
「…するくらいなら~したほうがよい」という意味について
この、may as well と、might as well ですが、通例で may が使用されない場合があります。
それは、「…するくらいなら~したほうがよい」という意味になる場合です。
以下の例文を見てみましょう。
You might as well take that train as walk.
という文なら、後ろに as+動詞の原形 をともなって、
「あなたは歩くくらいならあの電車に乗ったほうがよい。」
となります。
先ほどの may as well、might as well は、「他にすることがなければ、~したほうがよい」ということで、「~してもよい」くらいの意味でしたが、今回の場合は、「…するくらいなら~したほうがよい」ということで、「~したほうがよい」という意味合いが強まります。
上記の例文のように、
「might as well+動詞の原形~ as+動詞の原形…」
の形で、「…するくらいなら~したほうがよい」の意味になるということは、表現として覚えておくと便利です。
「…するくらいなら~したほうがよい」というのは、「…するくらいなら~するほうがましだ」のようなニュアンスになります。
このような場合では、may よりも might を使用することが望ましいです。
確かに、may as well も、might as well も、「~したほうがよい」という意味にはなりますが、
「…するくらいなら~したほうがよい」、「…するくらいなら~したほうがましだ」というニュアンスのときには、通例では may は使われないため、might を使用してみましょう。
ちなみにこの場合も、might と as の間に just を入れる場合もあります。
might just as well
のような形です。
このときも意味としては同じです。
まとめ
may as well と might as well を考えるときには、「~したほうがよい」という意味合いを考えてみましょう。
この違いはニュアンスの問題なので、イメージがつきにくいところでもあります。
まずは、「~してもよい」くらいのニュアンスなのか、「…するくらいなら~したほうがよい」という強い意味合いになるのか、そこで比較してみてください!
以下、問題を載せておきます。
以下の英文を訳してみましょう。
(1) You might as well throw your money away as lend it to him.
(2) You may as well go home.
<訳>
(1) あなたは彼にお金を貸すくらいならそれを捨てたほうがましだ。
(2) あなたはもう帰ってもいいんじゃないか。