接続詞alsoのポイントを整理しよう!例文からイメージを持つ!
接続詞の also ですが、よく英文でも見かけるかと思います。
しかし、この接続詞の also は、なんとなくイメージが持ちにくいかと思います。
and との違いなど、ニュアンスがややこしいので、例文から訳のイメージを持つことが重要になります!
ここではそんな接続詞 also について整理してみましょう!
接続詞 also の意味
接続詞の also は、「その上、さらに」といった意味があります。
以下、例文を見てみましょう。
He speaks English also Japanese.
(彼は英語を話し、さらに日本語も話す。)
ここでの also は、「さらに」というニュアンスになります。
また、この接続詞の also は、and を伴って表現することがあります。
こちらの表現の方がよく見られます。
書き言葉では and also を使った方がいいです。
上記の例文なら、
He speaks English and also Japanese.
となります。
もちろん意味は同じです!
and と also のニュアンスの違いとは?
接続詞の and と also ですが、どちらも「~と…」のような意味になる印象を受けます。
しかし、and と比較すると also のニュアンスは若干違います。
先ほどの例文をもう一度見てみましょう。
He speaks English also Japanese.
He speaks English and also Japanese.
(彼は英語を話し、さらに日本語も話す。)
次に、and のみを使った場合です。
He speaks English and Japanese.
(彼は英語と日本語を話す。)
接続詞の and を使用すると、あくまで対等なものとして「英語と日本語」というように二つの事柄を示しています。
しかし、also(and also)を使用するときは、
「彼は英語を話し、さらに日本語も話す。」
のように、内容を付け加えるニュアンスになります。
以下、also(and also)の表記を、also のみで説明していきます。
例文の、
He speaks English also Japanese.
というのは、最初に
He speaks English
ということで、「彼は英語を話す」という内容が登場します。
そして、接続詞の also は、このすでに登場した「英語」という事柄に関連し、新たな内容を付け加えます。
上記の例なら、「日本語」というのが、「英語」に関連した事柄ということで、付け加えられます。
つまり、also Japanese というのを付け加えることで、
He speaks English also Japanese.
となり、
「彼は英語を話し、さらに日本語を話す。」
となります。
「英語」という既存の事柄に関連した事柄である「日本語」というものが付け加えられます。
こうなると、単純に and を使って English and Japanese(英語と日本語)とする表現と、ニュアンスが変わってきます。
このような、接続詞の and と also の違いをおさえておきましょう!
まとめ
接続詞 also は、同じく接続詞の and との比較が大事です。
特に、訳の問題では正確に答えなければなりません。
しっかりと意識してみて下さい。
「その上、さらに」といったニュアンスになっているか、自分の訳をしっかりと確認してみましょう!
以下、例文です。
(1) She studies Japanese and also English.
(2) She studies Japanese and English.
<訳>
(1) 彼女は日本語を勉強し、さらに英語も勉強する。
(2) 彼女は日本語と英語を勉強する。