前置詞とは?基本的な働きやおさえておくべきポイントを覚えよう!
英語を勉強する中で、前置詞というのをよく聞くと思います。
何となくは知っていても、この前置詞が実際にどんな働きをしてどんなものがあるのかは、いまいちピンとこない…。そんなことがあるかと思います。
この前置詞はやや複雑ですが、ここでは前置詞の基本と役割を見ていきましょう。
前置詞の基本とは?
前置詞を勉強するうえで一番の基本になることは、前置詞は後ろに名詞を伴うということです。
前置詞の後ろには名詞が続きます。
前置詞+名詞
というまとまりになるわけです。
これを前置詞句といいます。
以下、例文を見ていきましょう。
I live in Tokyo.
(私は東京に住んでいる。)
という文なら、前置詞は in になります。
in の後ろに注目です。Tokyo という名詞が続いていますね。
in Tokyo というまとまりが前置詞句となります。
この in は Tokyo という場所を示すために使われます。
次の例文です。
I arrived at school at seven.
(私は七時に学校に着いた。)
という文なら、二つの at は前置詞になります。
それぞれ、school、seven という名詞が続きますね。場所や時を示すために at という前置詞が使われます。
この前置詞句という考え方は基本です!
前置詞+名詞
というまとまりになることをおさえておきましょう!
そしてそのまとまりが、場所や時を示したりするというのを、いろいろな英文で確認してみてください。
熟語の中の前置詞
前置詞は場所や時を示す際に使うことが多いですが、他にもいろいろな用法があります。
例えば、熟語の中に前置詞が含まれるパターンが多いです。
熟語は受験勉強の中でも大事なポイントです。
単語と同様に、主要な熟語はしっかりとおさえていなければなりません。
例えば、
be satisfied with~
(~に満足する)
be surprised at~
(~に驚く)
など、with も at も前置詞です。
このようなものは、セットで覚える必要があります。
このような熟語は前置詞のところを問うものが多いです。
なので、きちんとセットで覚えておかなければなりません。
最初はややこしくて覚えづらいと思います。
しかし、ここはぜひ時間をかけてじっくり取り組んでみてください。
確実に点数が上がります!
まとめ
前置詞については、前置詞+名詞で前置詞句になる、ということが意外に忘れがちになります。
in や at、on など、とにかく前置詞にはいろいろなものがあるため、基本がおろそかになりがちですが、まずは名詞を伴うということをよくおさえておきましょう。
英文では品詞を正確に読み進めることがカギになります。
その際に、前置詞句を意識することはとても重要なことです。
前置詞でもう一つ気をつけるべきことは熟語に含まれる前置詞です。
これはしっかりとおさえるべきポイントです!
面倒かもしれませんが、熟語を正確にしていくだけで英語の力は確実に上がります。
ぜひしっかり取り組んでみてください!