第四文型の動詞と特徴まとめました!これで第四文型は怖くない!
第四文型とは?
第四文型は、S V O1 O2 の形をとり、他の文型と違い目的語が二つあるのが特徴です。
それぞれの目的語は、動詞の種類にかかわらず、
目的語1:動作の対象(誰々に)
目的語2:内容(何々を)
を表します。
例えば、
I gave her a bunch of flower.
「私は彼女に花束をあげた」
では、
主語:私
動詞:あげる(あげた)
目的語1:彼女
目的語2:プレゼント
となります。この例では動詞に give を使いましたが、第四文型ではgiveに限らず一般的に以下のような訳し方になります。
“主語”は、 誰々に 何々を “動詞”する
これさえ理解しておけば、どんな動詞が来ても第四文型を訳すことができます。
第四文型でよく用いられる動詞
このように第四文型の動詞は、誰々 と 何々 の2つの目的語が伴うものになります。
例えば 以下のような動詞があります。
give (誰々に 何々を あげる)
tell (誰々に 何々を 教える)
show (誰々に 何々を 見せる)
send (誰々に 何々を 送る)
buy (誰々に 何々を 買ってあげる)
make (誰々に 何々を 作ってあげる)
第四文型で用いられる動詞は挙げるとキリがありませんが、要は第四文型になっていれば(すなわち目的語が二つあれば)、誰々に何々をxxxする んだと理解しておいてください。
第四文型から第三文型への書き換え
第四文型:I gave her a bunch of flower.
「私は彼女に花束をあげた」
の文を見て、
第三文型:I gave a buch of flower to her.
「私は彼女に花束をあげた」
って書けるじゃん?と思ったキミは鋭い!。そう、第四文型は第三文型(SVO)の文に書き換えることができます。
しかし少し注意してほしいことがあります。第三文型での前置詞は 動詞によって to か for かが決まります。
聞いたことがあるかもしれませんが、おさらいです。
一人でできる動作を表す動詞・・・for
相手がいないとできない動作を表す動詞・・・to
例えば、give は あげる のですから 受け取る相手が必ず必要ですよね。(相手がいなかったら それはただの一人芝居・・・)
一方、makeやbuyは受け取る相手がいなくても、作ったり買ったりすることは一人でできますよね?
第四文型から第三文型に書き換えるときは、この点を注意してくださいね。
まとめ
第四文型 SVOOは「誰々に 何々を xxxする」文章を作ります。
また第四文型から第三文型に書き換えることができますが、動詞の種類によって第三文型で使う前置詞が to か for になります。