三藩の乱を復習しておこう!!三藩の乱の関係者って?
今回は「三藩の乱」について解説していきます。
三藩の乱については以下のような問題で出題されます。
問
三藩の藩王でないのはだれか。
a. 尚可喜
b. 呉三桂
c. 耿継茂
d. 鄭成功
回答
答えはdです。
解説
そもそも三藩の乱が何かまずおさらい。
三藩の乱とは中国清の康煕帝の時代に起った反乱の事。
清の建国時に味方をしてくれたと言うことで、清の国内で強大な力を持って半独立状態になっていた雲南の呉三桂(平西王)、広東の尚可喜(平南王)、福建の耿継茂(靖南王)のことを「三藩」と言いいます。
この三藩の力を削ぐために康煕帝は藩自体を廃止しようとします。
当然のごとく反乱がおきたわけです。
それを収めた後、清は中央集権が強力になり、絶頂期を迎えるわけです。
この開設からもわかるように鄭成功だけ三藩の一人ではありません。
鄭成功は明が滅んだ後も、明が再興されることを夢見て台湾で抵抗運動をしていた人物です。
三藩の乱と言えば、試験によく出てくるのは呉三桂です。(清が中国を制覇するときにかなり活躍し、その後三藩の乱を起こすので)
もし、3人覚える余裕がないのであれば、この呉三桂だけでも覚えましょう。