有効需要管理政策って具体的に何があるの?大丈夫!意外と簡単です!
有効需要管理政策・・・何やら難しい印象を受けるワードです。が、身構えるほどのものではありません。私たちの生活にも大きく関わってくることなのでしっかり理解しておきましょう。
有効需要管理政策とは・・・
この言葉を分解すると「有効需要」「管理政策」とすることができます。それぞれ解説していきます。
「有効需要」とは
→実際の商品やサービスに対する需要のこと。
→こんな商品があれば、という需要ではない。
「管理政策」とは
→政府が行う管理策のこと。
→財政政策と金利政策がある。
つまり有効需要管理政策とは、需要が極端に増減しないように調節する政策ということです。
行われる政策
財政政策とは
→公共事業を発注し雇用を生み出す。
→増税、減税によって消費を調節する。
金融政策とは
→市場に出回るお金の量を調整する。
→金利の増減(金利政策)
→中央銀行が民間銀行から国際等を売買し貨幣量を調整(公開市場操作)
→預金準備率の増減(預金準備政策)
※預金準備率:民間銀行が中央銀行に預けなければならない預金の割合。
これらを行って世の中のお金の量を調整することを有効需要管理政策といいます。