古文の文法はこの順番で覚えよう!古文法マスターへ!
古文と言えば、国語ではあるけれども暗記範囲がそれなりにある教科。
文法に単語に文学史に……どれから手をつければいいのかわからない方もいるのでは?
そこで! 今回は古文が苦手な人向けに、この勉強法をおすすめします!
【覚えてほしい勉強法】
古文法はこの順番で覚えよ!
①助動詞
(②動詞)
③助詞
【助詞・助動詞の復習】
ポイントは助動詞と助詞です。みなさん、この二つの文法事項は把握していますか?
助動詞……たいてい、動詞と一緒に使われる。活用する(形が変化する)。
助詞……いろいろな言葉と一緒に使われる。活用はしない。
【助詞・助動詞具体例】
実際にはどのように使われるのかというと……。
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづの事につかひけり。
赤い字が、助動詞と助詞です。たった2行なのに、かなりたくさん含まれていると感じませんか?
古文を品詞分解すると、助動詞と助詞が半分を占めるような文もあります。
しかも! 古文単語に比べると暗記量が圧倒的に少ないのがいいところ!
自分の古文の教科書や文法書を開いてみてください。見開き2ページ程度しかないと思います。
つまり、この見開き2ページ分の助動詞と助詞を覚えるだけで、古文の勉強の効率がぐんぐん上がるのです!
【まとめ】
おすすめの順番は記事の最初にも書いた通り、
①助動詞
(②動詞)
③助詞
助動詞は動詞と一緒に使われるので、助動詞を勉強したら次に動詞に取り掛かるのがベスト。
しかし「とにかく時間がおしい!」という人は助動詞と助詞だけをマスターするのもありです。
たった見開き2ページ分の表が、試験結果を左右するかもしれないのです。ここは確実にマスターを!