勉強法 いろいろ由来があって面白い!?アメリカ大陸の国名の由来

いろいろ由来があって面白い!?アメリカ大陸の国名の由来

こんちには。yaukihanabviです。

今回は世界の国々の国名の由来について説明していきます。正直いって国名の由来は試験に出るものではないのですが、国名の由来を覚えるとより一層世界の国々に興味が湧いてくるかなと思います。

今回はアメリカ大陸の国名の由来について紹介したいと思います。

アメリカ合衆国

英語では「USA(United States of America)」と呼ばれています。
アメリカという名前は、イタリア人の探検家アメリゴ・ベスプッチの名前に由来しています。

アメリカ大陸を発見したのはコロンブスの方が先でしたが、コロンブスは、発見した大陸が「アジアの大陸」であると考えていました。ベスプッチはコロンブスよりも遅れてアメリカ大陸に上陸したにもかかわらず、最初に「アメリカ大陸」と認識した人物であり、アメリカ合衆国という国名の由来になりました。そのため、この名前が全世界に広がっていき、国名がつけられました。

ちなみにUnited は連邦という意味で、アメリカ合衆国だけでなくアラブ首長国連邦(United Arab Emirates; UAE)などにも使われています。

コロンビア

こちらの由来がコロンブスです。コロンビアは南米大陸北部にあります。

コロンブスはもちろんコロンビアを発見したわけではないのですが、このような名前をつけたのかというとコロンビアは昔南北アメリカ大陸に領土を持っていました。そのため、アメリカ大陸を発見したコロンブスの名前をつけたと由来されています。

他にも人物由来の国名はアメリカ大陸では何カ国かあり例えばボリビア(ラテンアメリカの独立解放運動の指導者シモン・ボリバルSimon Bolivar の名に由来)などがあります。

ブラジル

コロンビアの南にある国です。サッカーが有名ですね。

ブラジルという国名の由来は「ブラジル木(Pau Brasil=パオ・ブラジル)」と呼ばれる木の名前に由来しています。

この木は、ポルトガル人が赤色染料の原料として用いていた木に似ており、当時ブラジルにおける重要な輸出品でもあり、そこから国名が派生したことが由来です。ポルトガル人に発見された頃は新しい土地などと呼ばれたらしいですが、1530年頃から単にブラジルと呼ばれるようになり、ポルトガルから独立した後も国名を変えずに500年以上経っています。

アルゼンチン

ブラジルのさらに南です。こちらの国もサッカーが有名です。

国名の由来は「銀の国」を意味するラテン語のアルジェンツムに由来しています。

当時のアルゼンチンは銀の生産が盛んであり、多くのスペイン人がアルゼンチンにやってきて銀を採掘していたとのことです。

ちなみにブラジルだけがポルトガル語で他の南米諸国はスペイン語を話します。

ウルグアイ

ブラジルとアルゼンチンの間に挟まれた小国です。

国名の由来はウルグアイ川という川の名前が由来です。この川はアルゼンチンとの国境沿いを流れる大河です。じゃあ、ウルグアイ川の名前の由来はと言いますとインディオ(スペイン語で先住民の意味)の言葉でuru「曲がりくねった」gua「川」の意味です。このようにアメリカ大陸では先住民であるインディオ由来の言葉が数多く例えばチリ(インディオのケチュア語でchile「寒い、雪」に由来)やパラグアイ(インディオの言葉でpara「海、大河」とgua「水」の合成語で、パラグアイ川の名に由来)、グアテマラ(インディオの一部族ナワトルの言葉でquautemelan「森に囲まれた土地」に由来)などがあります。

メキシコ

アメリカ合衆国の南にあるタコスが有名な国です。

メキシコの国名の由来はメヒコ(地元の人たちはこう呼びます;メキシコは英語読み)というアステカ帝国という昔の王朝の守護神が由来だといわれています。

 

このように国名の由来ひとつとっても人物や植物や地形、先住民の言葉など多岐にわたっていることがわかりましたね。皆様も暇な時や勉強に集中できなくなった時に国名の由来を調べてみると意外な発見があり、地理の勉強も捗るかもしれないですね。