現代文においての指示語とは?指示語ってなに?|現代文勉強法
どんな現代文の入試でも、指示語の内容を説明させる問題がよく出ます。
ですが、指示語の内容をうまく把握しきれない受験生が多いみたいです。そんな方のために、今回は指示語の扱い方を説明します。
指示語ってなに?
指示語とは、「これ」「それ」「あれ」などの、内容を具体的に言わずに、その内容を示すのに使われる言葉です。英語の代名詞にあたる言葉です。
指示語が出てきたときは?
指示語がでてきたとき、たとえば
「この変化は~」
などと言うふうにでてきたとき、
「この変化ってどの変化だよ!」
って思わなくてはなりません。まずこれができていない人は要注意!気を付けましょう。
指示語の内容を見分けるポイント!
指示語の示す内容を見分けるときに気を付けてほしいポイントを紹介します。
指示語が示す内容は、基本的に指示語より前にある!
指示語は、基本的にはその前に出てきた内容を指します。例外もありますが、その例を紹介すると、「人生において大切なのはこれだ。お金、友人、恋人。」というように、「これ」の内容が明らかに後にかかれている場合です。このようなものはあまり出ませんから、基本的には指示語の前から指示語の示す内容を探しましょう。
指示語に「ら」がつく場合は示す内容は複数ある!
「ここに、りんご、みかん、ぶどうがある。これらはすべて果物である。」というような文が出たときには要注意です。
この文には「ここ」「これら」という2つの指示語が出ていますが、この2つには大きな違いがあります。
「ここ」という指示語はひとつの内容を示す指示語であるのに対し、「これら」という指示語では、示す内容が複数あります。
このように、「これら」「それら」など、指示語の後に「ら」がついている場合、示す内容は複数あるので、解答するときには注意が必要です。
さいごに
センター試験で解答を選ぶとき、指示語の内容が正確に説明されているかどうかというのは、ひとつの判断基準として使えます。この記事の内容を覚えておくと、そういった意味でも役に立つと思います!
迷ったらまず、指示語の内容を確認!