五賢帝の覚え方を今のうちに押さえておこう!
五賢帝とは?
ローマ帝国初期・パックス=ロマーナ時代の5人の皇帝のこと。血縁関係はなく、有能な人を養子にしてあとを継がせるというシステムだったそうだよ。
ネルヴァ→トラヤヌス→ハドリアヌス→アントニヌス=ピウス→マルクス=アウレリウス=アントニヌス
けっこうテストに出る上に、覚えにくい(笑)。ということで、覚え方をご紹介!
寝る虎ハッピー丸くなる!
これ、世界史の先生に教えてもらったもの。
寝る(ヴァ)虎(ヤヌス)ハ(ドリアヌス)ッピ(ピウス)ー丸く(ス=アウレリウス=アントニヌス)なる。
3回くらい唱えたら覚えられます(笑)。
では問題!
問 五賢帝時代の最後の皇帝で、哲人皇帝とも呼ばれたのはだれか。
答 マルクス=アウレリウス=アントニヌス
ぶっちゃけ五賢帝の中で頻出は3人。
① トラヤヌス:ローマ帝国の領土を最大にした
② ハドリアヌス:ブリタニア(現イギリス)に頂上を築いた(世界遺産)
③ マルクス=アウレリウス=アントニヌス:ストア派の哲学者であり、皇帝。『自省録』という著書がある。また季節風貿易を積極的に行っていたようで、中国の歴史書『後漢書』に「大秦国王安敦」という名で紹介されている。
この3人はぜひ覚えておこうね。