下関条約って?なんで三国干渉をせまられたの?|日本史勉強法
受験生なら下関条約の内容は知ってるよね⁉︎
でもロシア・ドイツ・フランスに三国干渉を迫られた理由が大切なんです!!
そこまで思い出せない人のために、下関条約の基礎からおさらいしましょう!!
■下関条約の内容
日清戦争で日本が清に勝ったので、下関で日清講和条約である「下関条約」が結ばれました。
- 清の朝貢国だった朝鮮を完全な独立国とすること
- 遼東半島や台湾、澎湖諸島などの領土を日本に譲渡すること
- 日本の最恵国待遇。賠償金を支払うこと(約3億円)
などが主な内容でした。
三国干渉
下関条約の内容の遼東半島をめぐって、ロシア・ドイツ・フランスが文句を言ったのが三国干渉です。
この遼東半島ってどこ??って思ったあなたは、今確認しておきましょう!!
清と朝鮮半島がちょうど向かい合う位置にある遼東半島を日本が奪うことになると、南下政策を進めていたロシアは不利になると考えました。
ロシアと同盟を結んでいたフランス、そしてロシアの注意を東に向けさせたかったドイツの3国が、遼東半島の返還を日本に迫まり三国干渉をしました。
大きな国の清がちっちゃな日本に負けるって、おおごとだったんですね!?
これで日本とロシアの関係も悪化していったわけなので、かなりのキーポイントとなる出来事でした!!