能動態と受動態の違いとは?分かりやすく説明!|英語勉強法
能動態と受動態の使い方は、圧倒的に受動態の使い方をマスターするほうが早い。能動態の文章なんて腐るほどあるからね。だから、
受動態の問題で使い方を知る!
これだけで十分なんだよ。使い分けを知るより受動態の使い方をマスターしよう。では、説明しますね。
説明していくにあたっては実際の問題と絡めていくね。
今、仕事柄、問題を作成することがよくあるんだけど、「たいをかえよ」ってパソコンに打ち込むと「タイを買えよ」とか意味不明な変換が起こる。これは、いかに現実離れしたものかってことがよくわかるよね。
語法問題や文法問題で必要なことは、受動態でわからなかったら能動態に書き換えて考えてみることなんだよ。例えば、
①Her bag was robbed of her in the park.
これは明らかに間違っているんだけど、正しいように見えてしまうのよ。だから、これを能動態に書き換えて考えてみればいいのよ。受動態でもっとも大切な考え方は受動態の主語は、能動態の動詞の目的語になる語。そうすると、
Her bag robbed of her in the park.となり正しい受動態の文章は、
She was robbed of her bag in the park.となる。
どうしてそうなるのかって?それはrobの目的語は「人」であって、奪う「物」ではないから、受動態の主語にHer bagがくるはずがない。日本語で「かばんが奪われた」と言えるじゃないかと考えても無駄だよ。英語には英語のルールがあるからね。
もうひとつ問題。
30分近く待たされた。
I was ( ) ( ) nearly half an hour.のカッコに日本語に合うように入れなさい。
できる?例文としてShe kept me waiting for 30 minutes.が入っていれば簡単なんだけど。
能動態で考えてみると、I was kept waiting…の形は見えるはずだよ。ちなみにこれ早稲田で出たことがある問題。
何度も言うけど、受動態でわからなかったら能動態に書き換えてみるんだよ。がんばって。