上告と控訴の違いとは?丁寧に説明します!|政治経済勉強法
1)日本の裁判は三審制です
日本の裁判は「三審制度」を導入しています。これは、同じ事件で異なる階級の裁判・審理を3回与えられてるということです。
2)判決に不服があれば申し立てをします
控訴は、第一審の裁判所が下した判決について不服がある際に申し立てることを指します。
地方裁判所が第一審の裁判所である場合は、上級裁判所である高等裁判所に申し立てることになります。
また、簡易裁判所が第一審の裁判所である場合は、地方裁判所へ申し立てることになります。
上告は、控訴した裁判所が下した判決に対して不服がある際に申し立てることを指します。
高等裁判所が控訴裁判所である場合には最高裁判所が上告裁判所になります。
つまり、裁判における不服申し立ては、
- 控訴(第一審判決について)→上告(第二審判決について)の順で行い、1段階上の裁判所に 申し立てることになります。