英単語の効率的な暗記法!暗記の秘訣は脳の仕組みを知ること?
NG!こんな勉強方法やってない?
【音楽をBGMにしている】
音楽は、モチベーションアップには最適のアイテムです。
けれども、それは暗記物以外の場合です。
英単語を覚えるときに音楽を聴いていると、「耳」から英単語が習得できないので、暗記効率はダウンします。
【「聴くだけでOK」のCDに頼っている】
単語力がない状態で聴いても、ただのBGMでしかありません。
「耳」だけに頼った暗記方法では、英単語を記憶する効果はないと思ってください。
・【単語帳に「意味」しか書いていない】
単語帳には、例文やよく出る単語との組み合わせ例も書いていますか?
例えば「have(持っている)」という単語ですが、「have to(~ねばならない)」、「have been to(過去に~した)」と後ろに続く単語次第で使い方は全く違います。
つまり、単語の意味だけを知っていても、使い方が分からなければ意味がないのです。
脳は忘れるようにできている
脳は、覚えたことを忘れることが出来るように設計されています。365日見たもの、感じたもの、嬉しいこと、悲しいことをすべて覚えていることは、人間にとってとてつもないストレスであり、とても生きてはいけないからです。
ですから、脳は「忘れてはいけないこと」と「忘れていいこと」を分別して処理しています。では、忘れてはいけないはずの英単語をなぜ忘れてしまうのでしょうか。
脳に「英単語」を「忘れてはいけない」と認識させる
英単語を覚えられない人は、感情では英単語を「忘れてはいけない」と思っていても、脳に「忘れてはいけない」と認識させられていないのです。
脳が「忘れてはいけない」と認識しなければ、それはいらない記憶として忘れ去られてしまいます。
脳に英単語を「忘れてはいけない」ものだと覚えさせる2ステップを紹介します。
1) 英単語を日常使いする
日本語の単語を英単語に置き換えるクセをつけてください。一人の時は口に出すと効果的です。「教科書どこに置いた?」を「textbookどこに置いた?」という具合です。英文にする必要はありません。
2)英単語とシチュエーションを組み合わせる
例えば、お店で服を買うときに、店員さんに英語でなんて話しかけようかなどと、日常的に考えるようにします。このように、英単語と使うシチュエーションを組み合わせることで、脳の記憶力はアップします。
英単語は見て、聞いて、書いて、発音する!
英単語を、目で「見て」、耳で音を「聞いて」、手で「書いて」、口で「発音」してみてください。
多くの器官を使えば使うほど、脳は、英単語が「忘れてはいけない」ものだと認識します。
この4ステップは、数分もかかりません。英単語を覚えるときのクセにしてしましましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。英単語を忘れてしまう、覚えられないというのは、脳の仕組みに関係していることだとお分かりいただけたのではないでしょうか。英単語を日常生活に取り入れて、脳に「忘れてはいけない」と認識させていきましょう!