普通の軍事活動と、PKO、PKFは、どう違う? パッと解説!
軍事活動の差
普通の軍事活動は、当事国が軍事活動を行います。
PKO
PKO(peace keeping operation)は、国連が平和維持活動をするものです。
日本では、1991年、湾岸戦争時に、国会で議決がされ、PKOのみ参加をすることになりました。PKFは参加凍結です。
この際、後記するPKFに参加しないために、PKO5原則が組まれました。(必須)
1、停戦の合意(合意がない場所には行かない)
2、当事国の受け入れ(勝手に入れない)
3、中立的立場(片方に偏らない)
4、武器使用は護身用のみ(ここがPKFとの決定的な違い)
5、自国(日本)の独自判断のみで撤退
これも覚えないと!PKF
PKOに必ず付いてくるのがPKFです。
PKF(peace keeping force)国連が主導し、参加国が 軍事活動で平和維持を行うものです。国連軍とも称されます。
実際、2015年 日本で議論された安全保障条約の中には、PKFの議論がされました。
2001年。PKFの参加凍結が解除されています。(同時多発テロの影響を受け)
そもそも「国連」の読み方について
ちなみに「国連」国際連盟、昔は国際連合と日本で言っていますが、ニュースなどでは「UN」(united nation の略)と書かれています。
で、今も昔も「連合国」と世界では読みます。
日本が第二次世界対戦前と後で、印象を変えるために勝手に変えたもので、どちらも世界では通用しません。