未来表現だけど現在形?時制をマスターしよう!|英語勉強法
みんな間違う!未来を表す現在形!
現在形なのに未来を表す用法があるのをご存知ですか。
未来といえば、willあるいはbe going toが必ず文の中に入っていて、これらがないものは未来形じゃないと思いがちだと思います。
けれども、次のような現在形の用法では確かに未来のことを述べているのです。
■①:現在形で未来を表す
どちらかというと確定している未来の予定を表すときに使います。
- We leave Tokyo at 9:00 am、and arrive in Osaka at 11:30 am.
(午前9時東京発、11時半京都到着予定です。)
- The baseball season begins next week.
(野球のシーズンは来週始まります。)
■②:現在進行形で未来を表す
こちらは近い未来の予定等を表すのによく使われて、動作は現在進行中で、手配や約束はできているといった含みを持ちます。
- I’m leaving tomorrow morning. I’ve got train ticket.
(明日の朝出発します。電車の切符は買ってあります。)
- Our class is giving a play in November.
(僕たちのクラスは11月に劇をやる予定です。)
いくつか例文を書きましたが、それぞれに未来を表す言葉(今より先の時刻であるat 9:00amnext week tomorrow morning in November)が必ず入っていることに注目してください。
これらの言葉に注目して、通常の現在形、現在進行形と区別する一つの鍵としてください。
また、この用法は会話文の中でよく使われるので、リスニング問題でうっかり勘違いしないように気をつけてください。
Willなどがなくても、会話のなかでなにか未来を表す言葉(時刻等)があったときに、この会話は未来のこと(予定等)について話していると気付いてください。。
■be about to
最後に未来を表す熟語としてbe about to”を紹介します。
「今すぐ〜をする」や「まさに〜をしようとするところ」といった意味で、
何か出来事をこれからする、若しくはしようとする事を強調したい時に使われます。
- I’m about to do my homework.
(これから宿題をしようと思っています)
「今」宿題を始めるニュアンスが含まれます。
以上、現在形なのに未来を表す用法を紹介しました。
それでは受験勉強がんばってください。