天智天皇と天武天皇の政治とは?丁寧に解説!|日本史勉強法
天智天皇と天武天皇の政治内容をまとめておくと飛鳥時代の背景が攻略しやすくなる!
しっかりと覚えるようにしておこう!
では、まずは天智天皇から!
■天智天皇
まずは天智天皇といえば近江大津宮、現在の滋賀県に都を移したことは覚えておこう!
なんで天智天皇が遷都したかって?
すごく簡単な理由です。
それは白村江の戦い敗れたため、唐軍や新羅軍が侵略してきたときに備えたから。
万が一、大阪や奈良が大戦争になってもすぐに対応できるようにするためだね。
ちなみに京都と滋賀の境の山科には天智天皇陵があるから、覚えやすいね。
次に天智天皇といえば庚午年籍。
聞いただけで分かるかな?
そう、日本で最初の全国的な戸籍だね。
「最初の全国的な」という言葉は重要!
それまでは部分的、地域的な戸籍はあったんだけど、全国的な戸籍は庚午年籍は初めてだからね。
■天武天皇
次に天武天皇。天武天皇は壬申の乱を起こしたことで有名だよね。
壬申の乱は天智天皇の息子である大友皇子(近江)と弟である大海人皇子(奈良)の高位を巡る争いだよね。
勝ったのは大海人皇子(名前がカッコイイほうと覚えよう!)。
ということで、天武天皇は都を飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)に移したんだよ。
天武天皇の政治はまず部曲の廃止、そして律令法典編纂の開始などがある。
でも一番覚えなくちゃいけないのが、姓を8段階に分けた八色の姓への改定だね。
冠位十二階と似てるけど実は全然違う。
冠位十二階は個人に対して与えられたものに対し、八色の姓は豪族・氏を単位として与えられたものだよ。
■まとめ
- 天智天皇:近江大津宮、庚午年籍
- 天武天皇:飛鳥浄御原宮、八色の姓
天智天皇と天武天皇の政治をしっかりと覚えて古代史を攻略しよう!