勉強法 アークライトの水力紡績機って何が凄いの?|世界史勉強法

アークライトの水力紡績機って何が凄いの?|世界史勉強法

■産業革命に貢献したアークライトの水力紡績機

アークライトはイギリスの発明家で、1769年に水力紡績機を発明した人だよ。

水力紡績機はイギリスの産業革命に立派に貢献したんだよ。

それまでの紡績機は人力だったんだ。

これでは大変だし、力も弱いから強い糸にはならないね。

それに対して、水力紡績機は水車を原動力にしているから太くて強い糸をつくれるようになったんだ。

この水力紡績機だけど欠点は、川と大きな水車が必要だったことなんだ。

そのため、これまでの家庭で糸を紡ぐ作業はできなくなったんだ。

でも、これは紡績業が家内生産から工場生産へシフトするきっかけともなったんだ。

大きな設備が必要なのは欠点だったけど、そのおかげで産業構造が変わったという面白い例だね。

産業構造を変えたという部分が、大きく評価されているんだ。

 

尚、アークライトは水力紡績機で特許を取ろうとしたけど、失敗している。

アークライトにとっては災難だけど、そのおかげで水力紡績機は一気にイギリスで普及したよ。

「アークライト」=「水力紡績機」とまとめて覚えよう。