英語の正誤問題の解き方
正誤問題は難しい!
こんな長ったらしい文読んでられないって一目見たときに思ったら、大事な部分は赤字にしてるからそこだけでも読んでください。
正誤問題とは
英文にいくつかの下線が引かれており、どの下線部に文法的な間違いがあるかを答える問題です。
間違いを発見するのですから、この問題を解くには正確な文法知識が必要です。
まず正誤問題は難しい問題なんだってことを頭に入れておいてください。
だから出来なくても焦る必要はないし、落ち込むこともないです。
しかし難しい問題だってことは、言い換えればそこで差がつく問題だってことです。
だからこの問題も手を抜くことなくしっかりやっていくことが大事です。
正誤問題が難しい理由は、
- 1文が最初から最後まで揃っているから、まるで正しい文であるかのように見えてしまう。
- そこに文字があるからそれを修正する勇気が持てない。
です。原因は、
- 文を1語1語細かく見ずに塊で見ている。。
- 自分の回答に自信が持てない。
これら2つの問題に共通する原因は英語をなんとなく読んでいるというものです。
1回、長文を
「これは主語、これが動詞、これが目的語で、これが目的語を修飾してるな・・・あれ、副詞だから動詞を修飾しているのか」
という風に一語一語どんな文法事項が使われているのかを考えてみてください。
同時にきちんとした訳を考えていけば和訳問題の能力も付くでしょう。
そうして文法能力がついてみたらもう1度正誤問題を解いてみましょう。きっと正答率はアップしているはずです。
あとは頻出パターンを解きまくれば本番でも頭が勝手に「はいはいこのパターンね」となってスラスラ解けます。
注意点!!:文法能力を伸ばしたりしないままパターンだけ暗記するのは危険だということです。
本番ではパターンから外れた問題が出される可能性もあるし、基礎が無い状態での丸暗記は効率が悪いからです。
とにかく、形容詞と副詞の違い、複数形となる名詞など「別に知らなくても文の大体の意味はつかめるような文法事項」をしっかりと勉強すれば自分の回答に自信が持てるはずです。
今回は正誤問題について書きましたが、このように勉強で躓いたら、なぜ躓いたのかという原因と対策を考えることがとても重要です。
これを怠ったまま勉強をしていても努力は間違った方向に進んでしまい、結果はいつまでたっても出ません。