mol(物質量)の計算方法を公式で覚えよう|化学勉強法
molって何?
molとはなにか、受験生なら知ってて当然です。
逆に知らない人は、危ない!よくここで復習しておきましょう。
molとは、物質量を表す単位のことですが、まず物質量とはなにか。
物質量とは、簡単に言うと 「物質そのものがどれだけそこに存在しているかを表す数値」 です。
物質そのものの量を表すので、この数値は不純物の量などによって左右されません。
たとえば、食塩に湿気があるのとないのとでは質量が変わりますが、 「物質(食塩)そのものの量が変わったわけではなく、水の重さが加わったために質量が増えた」 ので、物質量…すなわちモル数は変わりません。
物質量はこのような性質をもつ数値です。
それを表すものの単位としてmolは使われます。
では、物質量の計算方法を説明します。
物質量は、次の式で計算できます。
物質量[mol]=質量[g]/分子量
たとえば、36gの水の物質量は 36g/18=2mol というふうに求められ、2molであるとわかります。
今回は、モルに関して説明しました。
※この記事に関係する、役に立つ記事があるのでこちらもあわせて見てください!
http://withdom.jukendou.jp/articles/68