酸化還元反応を選べ!酸化還元反応の作り方から簡単に!?
化学反応式がいろいろかかれているものの中から酸化還元反応を選ぶ問題ってよくありますよね。
でも、酸化還元反応の見分け方がよくわからなくてミスる人、多いんですよね。
今回はそんな酸化還元反応の見分け方をご紹介します!
酸化還元反応を見分けるポイントは3つあります。
まず1つ目は、
「反応させる物質のなかに単体があるか?」
です。
単体と他の物質を反応させるとき、その反応は確実に酸化還元反応です。
これ、反応式を見ただけでわかりますね?簡単です(笑)
2つ目は、
「酸と塩基の中和反応は酸化還元反応ではない!」
ということです。
中和反応は、絶対に酸化還元反応ではありません。
この2つで、酸化還元反応である可能性があるものを絞り込みます。
最後のポイントは、皆さんがよく知っている
「反応の前後で酸化数の変化があれば酸化還元反応」
というものです。 結局はこれなんです。
でも、ちょっとしたポイントがあるのでお教えします。
酸化数の変化は、「よく知っている元素」について見れば一番簡単です。
たとえば、反応させるものとしてKMnO4(過マンガン酸カリウム)が出てきたとき。 価数をよく知っている酸素とカリウムについて見て、マンガンの酸化数を予測するんです。
Kの酸化数は+1 O4の酸化数は-2×4で-8 ということは、マンガンの酸化数はこれらの和である、1-8で、7になります。
このように、よく知っている元素を中心に考えることが大切です。
しっかり覚えて入試に役立ててください!