古墳時代について。4~6世紀の古墳の特徴まとめた!
古墳時代は主に前期(4世紀)、中期(5世紀)、後期(6世紀)と分けられる。
その違いは古墳の形や、副葬品に顕著に現れている。
では、それぞれの時代別に見ていこう。
■4世紀
まずは4世紀、古墳は前方後円墳であり、竪穴式石室と呼ばれる形が多く見られる。
竪穴式石室とは、いわゆる個人用のお墓で、お墓には一人しか入れない。
副葬品は鏡や剣、玉などである。
■5世紀
5世紀については同じく前方後円墳。副葬品は馬具や鉄、金銀の豪華な装飾品が目立つようになる。
馬具などからわかるように、この時代には騎馬による戦闘が行われていたことがわかる。
■6世紀
最後に6世紀は円墳や横穴墓などが増え、横穴式石室が多くなる。
これは追葬が可能なお墓であり、現代のように亡くなった人を次から次へと埋葬できる構造になっている。
副葬品については死後の生活に使われることを想定したのか、日常品が目立つようになる。
このように、その時代に合わせて、古墳の形と副葬品が変化していることに注目すればOK。
わかりやすく表にしてまとめるのがベストだね!