関係代名詞と関係副詞の違いをわかりやすく説明|英語勉強法
関係代名詞と関係副詞でつまづく人が多いけど、それだけ差がつきやすいこの事項です。
違うのは代名詞と副詞なのでもう関係代名詞と関係副詞の決着をつけてしまおう。
まずは用語の説明から。
■関係代名詞
→関係詞節の中で代名詞のはたらきをする
→who which thatの後ろの部分で、主語か目的語(「~を○○する」の「~」の部分)になる。
■関係副詞
→関係詞節の中で副詞のはたらきをする
→where when how whyのすぐ後ろの部分で、動詞や形容詞を修飾する。
さあ、具体例を見ていこう。
●関係代名詞
例) A car which is parked by our office is mine.
(私たちの職場の近くに駐車してある車は私のものだ。)
①分かりやすいようにカッコをつけてみる。
A car (which is parked by our office) is mine.
②このカッコがA carの説明をしている。カッコの中だけ見てみよう。
which is parked by our office
③ここでwhichを隠してみると。。。?
is parked by our office
うーん、主語が足りない。
次に、関係’副詞’の時はどうなるか、関係代名詞の時と同じく見ていこう。
●関係副詞
例) The park where we played baseball yesterday is near my house.
(私たちが昨日野球をした公園は私の家の近くにある。)
①The park (where we played baseball yesterday) is near my house.
②where we played baseball yesterday.
③we played baseball yesterday.
こっちはWe played baseball yesterday.(私たちは昨日野球をした。)という1つの文として成り立っている!
これが関係代名詞と関係副詞の違い!
■まとめ
関係代名詞なのか関係副詞なのか知りたいときは、関係詞節(whowhichthatwherewhenhowwhyより後から、文の述語動詞=メインとなる動詞より前の部分)を抜き出してみて、それを観察してみる。
・主語、目的語のどちらかが欠けている→関係代名詞
・欠けているものが無く、1つの文として成立している→関係副詞
ちなみに、1つ目の例文にあるparkは「~を駐車する」という他動詞の過去分詞としてcarを修飾していて、2つ目の例文にあるparkは「公園」という名詞なので、これも覚えておこう!
英語は紛らわしい用語がよく出てくるけど、受験道を活用して理解を深めていこう!