肝臓と膵臓と胆のうと腎臓の配置を一気に覚える|生物勉強法
大学入試では、特にヒトの臓器の配置やその機能について問われることがあります。
というか…案外結構出るんです(笑)
センター試験では、4~6点の配点で出題されていたこともあります。
簡単なことですから、絶対に覚えておきましょう。
じゃあどんな臓器のことを覚えておけば良いの?ってことですが、
心臓、肺、胃、肝臓、小腸、大腸…何て言う臓器の配置は大体わかりますよね?
入試でとわれるのはもちろんそんな簡単なものではありません。
すい臓やたんのう、じん臓などの配置は重要です。
ことばで説明してもわかりにくいですから、資料集や教科書でよく確認しておきましょう。
また、心臓の構造や血管のゆく先、血流の向きに関しても大変重要ですから、確認しておいてください。
機能についてはなにが問われるのか?
それは、やはりあまりメジャーでない、すい臓、たんのう、腎臓についてと、肝臓についてです。
それでは、いま挙げた4つの臓器の機能で覚えておくべきものを紹介していきます。
■肝臓
主に、体内に取り込まれた化学物質の解毒を行う臓器です。
アルコールなども、肝臓で分解されます。
また、肝臓は血糖値の調節に必要なグリコーゲンを貯蔵する臓器でもあります。
■すい臓(膵臓)
すい臓は、血糖値の調節に関わるインスリンやグルカゴンをつくる臓器です。
インスリンはすい臓のランゲルハンス島(すい島)のβ細胞で作られ、血糖値を下げる働きを持っています。
グルカゴンはすい臓のランゲルハンス島のα細胞で作られ、肝臓に蓄えられているグリコーゲンの分解を促し、血糖値を上げる働きを持っています。
■たんのう
たんのうは、肝臓で分泌された、たん汁の貯蔵をし、さらにそれを濃縮する臓器です。
詳しいことは問われませんがこれくらいは覚えておきましょう。
■腎臓
血液から尿素などの老廃物や、余分な水分を取り除き、尿を作る臓器です。
また、血圧や尿の量の調節にも関わっています。
覚えておくべきことはこのくらいだと思います。
「簡単なところだからまあいいや」
と思っていると案外入試で出る分野なので、覚えておかないと絶対に損です。
復習だと思って覚えましょう。