DNAと遺伝子の違いとは! 染色体も一緒に!|生物勉強法
DNAと遺伝子ってちょっとわかりづらいですよね。
私も現役時は困惑した覚えがあります。。。
ただ、DNAと遺伝子の違いなんてものは生物の基礎中の基礎!
DNAと遺伝子の違いがわからなかったら、大学不合格決定!
ということで、不合格にならないように説明しますね。
簡単に言うと…
DNAには遺伝情報をもっている部分ともっていない部分が存在し,
遺伝情報をもっているDNAの一部(領域)のことを遺伝子といいます。
一文で説明できちゃうんです。簡単でしょ。
以下、もう少し細かい説明です。
DNA分子はデオキシリボース(糖)リン酸塩基からなるヌクレオチドってものが多数つながっているのね。
この塩基配列が遺伝情報として働くんだけど、すべての塩基配列が遺伝情報となるわけではないんです!
すなわち、
DNAには遺伝情報をもっている部分とそうでない部分が存在し、
遺伝情報をもっているDNAの一部のことを遺伝子というんです。
DNAは遺伝子(遺伝情報)を保持している物質として「遺伝子の本体」あるいは「遺伝情報の本体」と呼ばれます。
ちなみに、この範囲でよく出てくる染色体ってやつ。
染色体っていうのは、原核生物は細胞質基質中に通常1個の環状のDNA分子が細く折りたたまれて局在してて、原核生物の場合は、これを染色体と呼ぶんです!
今回出たDNA、遺伝子、染色体っていうのは生物ではとても多く出てくるので意味を理解しておこう!