自動詞と他動詞の見分け方は目的語に注目!|英語勉強法
自動詞と他動詞の違いって、よくわからないですよね。
わたしが高校生の頃は
「これが自動詞。覚えてね」
「こっちが他動詞。覚えてね」
などといったように、自動詞と他動詞はやたら覚えることが多くて苦戦した記憶があります。
実は、この自動詞と他動詞はコツさえ掴んでしまえば暗記なんて必要なかったんです!
具体的に言うと、自動詞と他動詞の違いは「後ろに目的語をとるか」で決まります。
早速ですが、今キミは勉強していますよね。
これを英語に直すと
「I study わたしは勉強する」
となります。
キミのお母さんに、試しに「わたし勉強する」と言ってみてください。
たぶん、「何勉強するの?」と返ってくることでしょう。
もしキミが英語を勉強するとしたら
「I study English わたしは英語を勉強する」
となります。
ちゃんと後ろに目的となる単語を入れてあげましょう。
ここで示すEnglishが目的語であり、studyは他動詞に当たります。
次に自動詞の説明ですが、よく言われるのが「その単語だけで意味が通じるもの」です。
後ろに目的語は必要ありません。
代表的なものですと、「I go わたしは行く」が有名ですね。
「あれ、goもstudyもそのままで意味通るじゃん!」と思いませんでしたか?
「I go school」でいいんじゃないかと。これは間違いです。
ここが他動詞と自動詞を見分ける最大のポイントなんです。
先ほど述べた「I go to school」の、goの後ろにあるtoに注目してください。
toという前置詞について少しだけ話しますね。
toという単語は、「到達」という意味を持っています。
要するに、「~へ向かう」という意味です。
つまり「I go to school わたしは学校へ行き到達する→わたしは学校へ行く」ということです。
ただ「行く」のではなくて、ちゃんと到達地点を定めてあげるのが前置詞の役割です。
ここでいうgoの役割は、どのような動作を行うのかを定める役割を持っています。
余談ですが、go shoppingという言葉があります。「買い物に行く」という意味です。
「あれ、toないじゃん」と思いませんか。
この場合、もしtoを入れてしまった場合どうなると思いますか?
shoppingに到達地点はありませんよね。
あくまで「買い物に」行くのですから。
以上、自動詞と他動詞の違いは「後ろに目的語が来るか」でした。
自動詞は目的語をとらず、他動詞は目的語が必要です。
わたしが高校生の頃は「この単語にはこの前置詞」といったように、セットで覚えさせられていました。
もしキミがそのような勉強方法をとっているのなら、今すぐやめたほうがいいです。
この先覚えるべき単語はたくさんあります。
自動詞と他動詞、両方兼ね備えた単語だってたくさんあります。(例えばbuyなど)
わたしがおすすめするのは、まず前置詞の勉強をすること。
これさえマスターすれば、自動詞と他動詞なんて怖くありませんよ。